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2026年1月13日

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2024年に漁獲量2,703トンとなったマルアジ資源評価が示す現状

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~最新(令和7年度)の評価結果が公表されました~ マルアジ日本海西・東シナ海系群(水産庁)

この記事の概要

令和7年12月19日に、日本海西部から東シナ海に分布するマルアジについて、最新の資源評価結果が公表された。本評価では、1993年以降の漁獲量と資源量指標値の推移を中心に、2024年時点の資源水準や管理基準値との関係、将来の漁獲量算定の考え方が整理されている。科学的データに基づき、現状と今後の資源管理の方向性を示す内容となっている。


今回評価されたマルアジは、日本海西部から東シナ海に広く分布し、季節的な南北移動を行うと考えられている資源である。本系群については、漁獲量と資源量指標値が主要な評価データとして用いられている。

漁獲量の推移を見ると、1993年以降は年ごとの変動が大きく、2002年には1.3万トンと比較的高い水準を記録した。その後は急激に減少し、低水準で推移する期間が続いた。直近の2024年の漁獲量は2,703トンと整理されている。

資源量指標値は、東シナ海で操業する大中型まき網と、沿岸で操業する中小型まき網の標準化された漁獲努力量当たり漁獲量を基に算出されている。2003年までは変動が大きかったが、2004年に大きく低下した後はおおむね横ばいで推移した。

その後、2023年に資源量指標値は大きく上昇し、2024年には減少したものの、長期的には増加傾向が確認されている。2024年の資源量指標値は1.08と算定されており、過去数年と比較して一定の改善が見られる状態となっている。

資源水準の評価では、資源量指標値の80%水準が目標管理基準値、56%水準が限界管理基準値として提案されている。2024年の資源水準は58.6%に相当し、目標管理基準値を下回る一方で、限界管理基準値は上回っている状況にある。

この資源水準を踏まえ、漁獲管理規則では、資源水準に応じて漁獲量を増減させる係数を用いる考え方が示されている。2024年の資源水準に対応する係数は0.90とされ、資源回復を意識した抑制的な調整が想定されている。

将来の漁獲量算定では、直近5年間である2020年から2024年の平均漁獲量3,690トンに、この係数を乗じる方法が示されている。その結果、2026年の算定漁獲量は3,316トンと算出されており、現状の資源水準を踏まえた管理の目安として位置付けられている。

今回の評価結果は、マルアジ資源が過去の低迷期から一定の回復兆しを見せている一方で、目標水準には達していない現状を示している。今後も資源量指標値の動向を注視しながら、段階的な資源管理を進めていく必要があることが数値として整理されている。

この記事の要点

  • 1993年以降の漁獲量は長期的に減少傾向を経て低水準で推移してきた
  • 2024年の漁獲量は2,703トンとなった
  • 2024年の資源量指標値は1.08と算定された
  • 資源水準58.6%は目標管理基準値を下回り限界管理基準値を上回っている
  • 2026年の算定漁獲量は3,316トンと示された

⇒ 詳しくは水産庁のWEBサイトへ

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