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2026年1月14日

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令和4年から令和6年産899点調査で確認された国産米中カドミウム0.03mg/kgの現状

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「国産米中のカドミウム・無機ヒ素含有実態調査」の結果について(令和4年~令和6年産)(農水省)

この記事の概要

令和7年12月19日に、令和4年から令和6年産の国産米を対象としたカドミウムおよび無機ヒ素の含有実態調査結果が公表された。全国の玄米と精米を対象に899点ずつ調査した結果、いずれの成分も過去の調査と比べて全体として濃度が低下していることが確認された。本記事では、調査の背景や具体的な数値、今後の対応について事実に基づき分かりやすく整理する。


今回の調査は、国産米の安全性向上を目的として、産地で進められてきた低減対策の有効性を確認するために実施された。対象は令和4年から令和6年産の国産玄米と、それをとう精して得られた精米で、いずれも899点ずつが分析対象となっている。

調査では、玄米と精米それぞれについて、カドミウムおよび無機ヒ素の含有濃度が測定された。複数年にわたる産地の米を幅広く調査することで、特定の地域や年次に偏らない実態把握が行われている点が特徴となっている。

カドミウムについて見ると、玄米の中央値は0.03mg/kg、平均値は0.04mg/kg、最大値は0.24mg/kgであった。精米では中央値が0.03mg/kg、平均値が0.03mg/kg、最大値が0.23mg/kgとなり、玄米と比べて平均値がやや低い結果が示された。

無機ヒ素については、玄米の中央値が0.12mg/kg、平均値が0.13mg/kg、最大値が0.37mg/kgであった。一方、精米では中央値と平均値はいずれも0.09mg/kg、最大値は0.23mg/kgとなっており、とう精によって濃度が低下する傾向が数値として確認されている。

今回の調査結果を、過去に実施された調査結果と比較すると、カドミウムおよび無機ヒ素の濃度はいずれも全体として低くなっていることが明らかになった。カドミウムは平成21年から平成22年産、無機ヒ素は平成29年から令和元年産の調査結果と比較されている。

この結果から、産地においてこれまで継続的に実施されてきた低減対策が、一定の効果を発揮していると考えられている。水管理や土壌対策など、各地域の条件に応じた取り組みが、数値の改善として表れている点が注目される。

玄米と精米の双方を同時に調査したことで、加工工程が含有濃度に与える影響も客観的に把握できる結果となった。特に無機ヒ素については、精米段階で中央値と平均値が低下しており、消費段階に近い状態での安全性確認につながっている。

今後については、国産米の安全性をさらに高めるため、引き続き含有実態の把握が継続される予定とされている。また、各生産地域の特性に応じた低減対策の実証を進めることで、安定的な品質確保を目指す方針が示されている。

今回公表された数値は、国産米の安全性に関する現状を具体的に示すものであり、生産現場の取り組みが着実に成果を上げていることを裏付ける資料となっている。今後も継続的な調査と改善が求められる分野である。

この記事の要点

  • 令和4年から令和6年産の国産米899点ずつを対象に調査が実施された
  • 玄米のカドミウム中央値は0.03mg/kg、精米も0.03mg/kgであった
  • 玄米の無機ヒ素中央値は0.12mg/kg、精米は0.09mg/kgであった
  • 過去調査と比べてカドミウムと無機ヒ素はいずれも全体的に低下している
  • 産地での低減対策が有効に機能していることが数値で確認された

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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