2026年1月21日
労務・人事ニュース
2025年10月の生活保護調査で被保護者数1,986,575人と判明、前年同月比1.1%減の実態
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最終更新: 2026年1月21日 01:07
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被保護者調査(令和7年10月分概数)(厚労省)
この記事の概要
2026年1月7日に、生活保護に関する最新の調査結果として、2025年10月時点の概数が公表されました。被保護者数や世帯数、申請件数はいずれも前年同月を下回り、全体として減少傾向が示されています。本記事では、公表された数値をもとに、生活保護を取り巻く現状を丁寧に整理し、企業の採用担当者にも関係する社会動向として分かりやすく解説します。
2025年10月時点の生活保護に関する調査結果では、被保護実人員数が1,986,575人となり、前年同月と比べて22,872人減少しました。減少率は1.1%で、人口全体に占める割合を示す保護率は1.61%となっています。数値からは、緩やかながら減少が続いている状況が読み取れます。
被保護実世帯数についても、同様に減少が確認されています。2025年10月時点の世帯数は1,647,184世帯で、前年同月より5,230世帯少なくなりました。減少率は0.3%となっており、人員数と比べると変化は小さいものの、世帯単位でも減少傾向が続いています。
世帯の内訳を見ると、高齢者世帯が全体の55.0%を占め、901,656世帯となっています。また、単身世帯は841,396世帯で構成割合は51.4%となり、生活保護が高齢者や単身者に集中している実態が数値として示されています。雇用や労働環境との関係性も意識される結果です。
高齢者世帯を除いた世帯数は736,235世帯で、全体の45.0%を占めています。その中には、母子世帯が58,524世帯、障害や傷病を抱える世帯が416,132世帯含まれており、支援を必要とする背景が多様であることが分かります。社会全体での理解が求められる状況です。
申請件数については、2025年10月の生活保護申請件数が21,241件となり、前年同月から320件減少しました。減少率は1.5%です。また、保護開始世帯数は19,366世帯で、前年同月比で441世帯、率にして2.2%の減少となっています。申請から開始までの動きも落ち着きを見せています。
これらの結果は、生活保護を必要とする人の状況が大きく変化していない一方で、全体としては微減傾向にあることを示しています。企業の採用活動においても、就労支援や雇用の受け皿づくりが、生活の安定と密接に関わっている点を意識する必要があります。
生活保護の動向は、労働市場や地域経済の状況を映す指標の1つとされています。今回公表された数値は、雇用環境の変化や人口構成の影響を考える上での基礎資料となり、今後の社会施策や企業活動を考える際の重要な判断材料になります。
この記事の要点
- 2025年10月時点の被保護実人員数は1,986,575人で前年同月より減少
- 被保護実世帯数は1,647,184世帯となり減少傾向が続いている
- 高齢者世帯が全体の55.0%を占めている
- 生活保護の申請件数と開始世帯数はいずれも前年同月を下回った
- 雇用環境や労働市場との関係を考える上で重要な統計結果
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


