2026年1月24日
労務・人事ニュース
2025年12月24日公開の事例集で見る地方移転、8社の取組から読み解く人材確保の現実
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地方移転・拡充の取組事例集を公開しました!(内閣府)
この記事の概要
2025年12月24日、地方への人や企業の分散を後押しするため、企業の地方移転や拠点拡充に関する取組事例をまとめた事例集が公開されました。人口減少と東京圏への一極集中が続く中、地方での雇用創出や地域経済の持続性を高めることが課題となっています。本記事では、事例集の狙いや内容、企業と自治体双方の取組の特徴を整理し、地方移転・拡充がもたらす効果をわかりやすく解説します。
日本では総人口が減少する一方で、地方から都市圏、特に東京圏への転入超過が長く続いています。この流れは地域社会の担い手不足や地域経済の縮小につながるだけでなく、都市部における災害リスクの集中といった問題も指摘されています。こうした背景から、国全体の持続的な発展を見据え、人や企業の地方分散を進めることが重要な政策課題となっています。
この課題に対応するため、国では本社機能の地方移転や地方での拠点拡充を支援する制度を整備し、地方自治体とも連携しながら企業の新たな挑戦を後押ししてきました。その一環として、企業の地方移転・拡充と自治体支援の具体例をまとめた事例集が作成され、あわせて一部事例を紹介する動画も公開されています。
事例集では、本社機能の一部を都市部から地方へ移す取組や、すでに地方にある拠点をさらに拡充する取組が紹介されています。移転型の事例では、地方に新たなスタジオやオフィスを整備し、地域での採用や人材育成を進めることで、事業の安定と地域雇用の創出を同時に実現している点が特徴です。
一方、拡充型の事例では、研究開発や業務拠点を集約・整備することで、社員同士の連携を強め、新たな価値創出につなげる動きが見られます。働きやすい環境整備や子育て支援施設の併設など、生活面も含めた工夫がなされており、地方で長く働き続けられる職場づくりが進められています。
これらの取組を支えるのが、自治体による独自の支援策です. 企業立地に関する補助制度の充実に加え、物件探しから操業後のフォローまでを一体的に支援する体制や、家族の移転も含めた支援など、きめ細かな対応が行われています。金銭的な支援だけでなく、人と人とのつながりを重視した支援が企業の意思決定を後押ししている点も注目されます。
地方移転や拠点拡充の目的は、コスト面だけでなく、人材確保や事業継続性の向上といった経営戦略上の理由も大きくなっています。地方都市では、地元で働きたいと考える若者や、Uターンを希望する人材が一定数存在し、安定した採用につながる可能性があります。事例集では、こうした人材面での効果も具体的に示されています。
また、地方に拠点を構えることで、地域の大学や研究機関、行政との連携が生まれ、新たな事業展開や技術開発につながるケースも紹介されています。企業活動が地域に根付き、地域経済の活性化と企業成長が相互に作用する好循環が生まれている点は、大きな成果といえます。
地方移転や拡充を検討する企業にとって、税制上の支援も重要な要素です。本社機能の地方移転や拡充を行った場合、建物などの取得価額に応じた税額控除を受けられる制度が用意されており、自治体の補助制度と組み合わせることで負担軽減が図られます。事例集は、こうした制度活用の参考資料としても位置付けられています。
今回公開された事例集と動画は、地方での新たな事業展開を検討する企業だけでなく、企業誘致に取り組む自治体や関係機関にとっても実務的なヒントを提供する内容となっています。地方移転や拡充が特別な選択肢ではなく、現実的な経営判断の一つとして広がっていくことが期待されます。
この記事の要点
- 2025年12月24日に地方移転・拡充の取組事例集が公開された
- 東京圏一極集中の是正と地方での雇用創出が背景にある
- 本社機能の移転型と地方拠点の拡充型の事例が紹介されている
- 自治体の補助制度や伴走型支援が企業の意思決定を後押ししている
- 税制支援と地域連携により企業成長と地域活性化の両立が示されている
⇒ 詳しくは内閣府のWEBサイトへ


