2026年2月3日
労務・人事ニュース
2050年を見据えた上下水道政策、第2次とりまとめが示す基盤強化の方向性
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「上下水道政策の基本的なあり方検討会」の第2次とりまとめを公表します ~「複数自治体による事業運営の一体化」と「集約型・分散型をベストミックスした施設の最適配置」による上下水道の基盤強化~(国交省)
この記事の概要
令和8年1月20日、将来の社会経済情勢を見据えた上下水道政策の方向性を整理した第2次とりまとめが公表されました。複数自治体による事業運営の一体化と、集約型と分散型を組み合わせた施設配置を軸に、上下水道の基盤を強化する考え方が示されています。
令和8年1月20日、上下水道政策の今後の方向性を示す第2次とりまとめが公表されました。このとりまとめは、令和6年11月に設置された検討の場において議論を重ねてきた成果として整理されたものです。2050年の社会経済情勢を見据え、上下水道システムをより強靱で持続可能なものへ進化させることが目的とされています。
検討の過程では、人口減少や施設の老朽化、災害リスクの高まりといった課題を背景に、上下水道事業の在り方が幅広く議論されてきました。特に、自治体ごとに個別運営されてきた従来の体制では、将来的な維持管理が難しくなるとの認識が共有されています。
今回の第2次とりまとめでは、複数の自治体が連携し、事業運営を一体化することが重要な柱として示されました。人材や技術、財政面での制約が強まる中、単独運営に依存しない仕組みづくりが、上下水道の安定的な運営につながると整理されています。
あわせて、施設配置の考え方として、集約型と分散型を適切に組み合わせるベストミックスの考え方が示されました。すべてを一極集中させるのではなく、地域特性やリスクを踏まえた最適な配置を行うことで、効率性と災害対応力の両立を目指す方向性が示されています。
こうした議論の背景には、実際に発生したインフラ事故を教訓として、上下水道の基盤強化を急ぐ必要性があります。検討の場では、事故を未然に防ぎ、発生時にも影響を最小限に抑える体制づくりが重要であると確認されました。
検討会はこれまでに8回開催され、多様な視点から意見交換が行われてきました。その中で、上下水道が単なる生活インフラにとどまらず、社会や経済を支える基盤であることが改めて整理されています。将来世代に引き継ぐための長期的視点が重視されています。
今回公表された第2次とりまとめは、今後の具体的な制度設計や事業推進の基礎となる考え方を示すものです。上下水道分野に関わる人材確保や組織体制の在り方にも影響を与える内容であり、持続的なインフラ運営に向けた重要な節目となりました。
この記事の要点
- 令和8年1月20日に上下水道政策の第2次とりまとめが公表された
- 2050年を見据えた強靱で持続可能な上下水道の方向性が示された
- 複数自治体による事業運営の一体化が重要な柱とされた
- 集約型と分散型を組み合わせた施設配置の考え方が整理された
- 基盤強化を通じた安定的なインフラ維持が目的とされている
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ


