2026年2月9日
労務・人事ニュース
2025年11月入職率1.59%離職率1.41%で見る最新の労働異動状況
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毎月勤労統計調査 2025(令和7)年11月分結果確報 時系列第5表 労働異動率(厚労省)
この記事の概要
事業所規模5人以上を対象とした労働異動率の時系列データから、入職率と離職率の長期的な推移と直近の動きが明らかになりました。2021年から2025年11月までを見ると、年単位では大きな変動は少ないものの、月別では季節要因による変化が確認されます。採用計画や人員の安定性を考えるうえで、重要な判断材料となる内容です。
労働異動率は、一定期間に職場へ入ってくる人と離れる人の割合を示す指標です。事業所規模5人以上を対象とした本データでは、雇用の流動性を年別、月別に把握できる構成となっており、継続的な比較が可能です。
2021年の入職率は1.96%で、前年差はマイナス0.01ポイントでした。離職率は1.93%で、前年差はマイナス0.05ポイントとなっています。入職と離職がほぼ同水準で推移し、雇用の出入りが比較的落ち着いていた年といえます。
2022年になると入職率は2.05%に上昇し、前年差は0.09ポイントとなりました。離職率も1.98%となり、前年差は0.05ポイントです。入職、離職ともに前年を上回り、雇用の動きがやや活発化した様子が数値から読み取れます。
2023年は入職率が2.14%、離職率が2.01%となりました。前年差はいずれもプラスで、入職率は0.09ポイント、離職率は0.03ポイントの上昇です。この年は入職が離職を上回る水準で推移しています。
2024年の年間値では、入職率は2.04%で前年差マイナス0.10ポイント、離職率は1.94%でマイナス0.07ポイントとなりました。前年よりも低下しており、全体として労働異動がやや落ち着いた状況がうかがえます。
2024年10月には入職率1.98%、離職率1.81%となり、いずれも前年差はマイナスでした。11月は入職率1.61%、離職率1.46%、12月は入職率1.48%、離職率1.42%と、年末にかけて低下が続いています。
2025年に入ると、1月の入職率は1.30%で前年差マイナス0.08ポイントとなりました。一方、離職率は1.60%でマイナス0.14ポイントです。年初は入職率が低く、離職率がやや高い状態となっています。
2月は入職率1.51%、離職率1.68%、3月は入職率1.81%、離職率2.20%となりました。3月は離職率が入職率を上回り、前年差はマイナスながらも水準としては高い月となっています。
4月には入職率が5.27%、離職率が4.04%と大きく上昇しました。前年差はいずれもマイナスですが、水準そのものは突出しており、年度替わりの時期に雇用の出入りが集中している様子が数字から確認できます。
その後、5月は入職率2.24%、離職率1.87%、6月は1.83%と1.67%、7月は1.79%と1.66%で推移しました。夏場にかけては入職、離職ともに落ち着いた水準となっています。
8月は入職率1.53%、離職率1.68%、9月は1.63%と1.72%でした。10月は入職率1.90%、離職率1.77%、11月は1.59%と1.41%となり、直近では再び低下傾向が見られます。
これらの推移から、労働異動率は年間を通じて一定の範囲で変動しつつ、年度替わりに大きな山が現れる構造であることが分かります。採用担当者にとっては、時期ごとの特徴を把握したうえで計画を立てることが重要となります。
この記事の要点
- 入職率と離職率は年単位では大きな変動は少ない
- 2023年は入職率2.14%、離職率2.01%で推移した
- 2024年は入職率と離職率ともに前年を下回った
- 2025年4月は入職率5.27%、離職率4.04%と突出している
- 直近の2025年11月は入職率1.59%、離職率1.41%である
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


