2026年2月10日
労務・人事ニュース
1~4人規模で215,585円、前年比3.1%増となった2025年7月賃金水準の実態
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2025(令和7)年毎月勤労統計調査特別調査の概況 第1表 性・主な産業、事業所規模別きまって支給する現金給与額(厚労省)
この記事の概要
2025年7月時点の小規模事業所を対象に、性別や主な産業別のきまって支給する現金給与額が整理された。常用労働者1~4人規模では全体で215,585円となり、前年から3.1%増加している。産業別や性別で水準や伸び率に差が見られ、5人以上規模との比較では賃金格差の現状も数値で示された。
2025年7月の調査では、常用労働者1~4人規模の事業所におけるきまって支給する現金給与額が、全産業平均で215,585円となった。前年から3.1%増加しており、小規模事業所でも賃金水準が上昇している状況が確認できる。
同じ月の5人以上規模の給与額は289,946円で、1~4人規模はその74.4%にとどまった。規模による差は依然として存在しており、事業所規模が賃金水準に与える影響が数値として表れている。
性別に見ると、男性は290,551円で前年比2.9%増、女性は162,690円で前年比3.8%増となった。女性の伸び率は男性を上回ったものの、金額水準では差が残る結果となっている。
産業別では、建設業の給与額が285,897円となり、前年から3.5%増加した。5人以上規模との比較では77.6%となり、比較的高い水準を維持している点が特徴といえる。
製造業では235,228円で、前年比3.6%増となった。一方、5人以上規模との比率は69.1%にとどまり、産業内での規模差が大きいことが読み取れる。
卸売業や小売業は219,347円で前年比1.9%増となった。5人以上規模に対する比率は86.4%と高く、規模間の賃金差が比較的小さい産業であることが示されている。
宿泊業や飲食サービス業では117,443円となり、前年比2.6%増加した。水準は低いものの、5人以上規模との比率は88.6%と高く、規模による差が相対的に小さい傾向が見られる。
生活関連サービス業や娯楽業は169,035円で、前年比4.1%増と高い伸びを示した。医療や福祉では202,069円となり、前年比3.3%増加しており、いずれも着実な賃金上昇が確認されている。
これらの結果は、小規模事業所における産業別、性別の賃金構造を具体的な数字で示すものであり、採用や処遇を検討する際の基礎資料として重要な意味を持つ。
この記事の要点
- 1~4人規模の平均給与額は215,585円で前年比3.1%増
- 5人以上規模に対する比率は74.4%となった
- 男性290,551円、女性162,690円で性別差が見られる
- 産業別では建設業や製造業が比較的高水準
- 宿泊業や飲食サービス業は水準が低いが規模差は小さい
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


