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2026年2月17日

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249.1万玄米トンまで増加した令和7年12月集荷量が示す米流通の現状

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令和7年12月の米穀流通の動向(集荷、販売、民間在庫)(農水省)

この記事の概要

令和7年12月時点の米穀流通について、集荷、販売、民間在庫の動向が取りまとめられた。令和7年産米の集荷数量は前年同月を上回り、民間在庫量も大きく増加している。一方で販売数量は前年を下回り、販売価格は上昇している状況が示された。これらの数値は、需給や価格動向を把握するための重要な指標として位置付けられている。


令和7年12月末時点における米穀流通の状況が公表され、集荷、販売、民間在庫のそれぞれについて全国的な動向が明らかになった。今回の取りまとめは、出荷や販売に関わる事業者などからの報告を基に整理されたものである。

令和7年産米の集荷状況を見ると、全国の集荷数量は249.1万玄米トンとなり、前年同月と比べて34.9万玄米トン増加している。集荷は全体として堅調に進んでいる状況が数字から示されている。

集荷に加えて契約数量も増加しており、令和7年12月末時点で197.8万玄米トンとなった。これは前年同月より7.5万玄米トン多く、取引の先行きに対する一定の見通しが反映された結果といえる。

一方で、販売数量は50.4万玄米トンとなり、前年同月から11.6万玄米トン減少している。集荷や契約が増加する中で、販売の進捗が相対的に鈍化している点が特徴として表れている。

民間在庫の推移を見ると、全国の在庫量は出荷段階と販売段階を合わせて338万玄米トンとなった。これは前年同月より85万玄米トン多く、在庫水準が大きく積み上がっている状況が確認できる。

内訳を見ると、出荷段階の在庫は260万玄米トンで、前年同月から63万玄米トン増加している。販売段階の在庫も78万玄米トンとなり、前年同月より22万玄米トン増えている。

この民間在庫量には、売り渡された政府備蓄米0.2万玄米トンが含まれており、市場全体の供給状況を把握するための基礎的な数値として整理されている。

販売の動向については、精米の販売数量と販売価格を指数化した形で示されている。令和7年12月の販売数量は、全体で前年同月比89.6%となり、数量面では減少傾向が続いている。

販売先別に見ると、小売向けは前年同月比90.7%、中食や外食向けは88.5%となっており、いずれも前年を下回る結果となった。消費動向の変化が数量に反映されている。

一方、販売価格は上昇しており、小売向けでは前年同月比132.6%、中食や外食向けでは155.8%となった。数量が減少する中で価格が上昇する構図が、数値として示されている。

これらのデータは、生産や流通、販売に関わる関係者が需給や価格を判断するための重要な材料となる。主体的な経営判断を支える情報として、継続的な公表が行われている。

米政策の見直し以降、需要に応じた生産や販売を促すため、より詳細な流通情報の提供が続けられてきた。今回の公表内容も、その流れの中で位置付けられるものである。

集荷量や在庫量、販売価格といった具体的な数字は、今後の流通や経営判断に影響を与える指標となる。令和7年12月時点の動向は、今後の推移を見通す上での基準となる。

この記事の要点

  • 令和7年12月末の集荷数量は249.1万玄米トンで前年より増加した
  • 民間在庫量は338万玄米トンとなり前年同月から大幅に増えた
  • 販売数量は前年同月比89.6%と減少傾向を示した
  • 販売価格は小売向け132.6%、中食外食向け155.8%と上昇した
  • 集荷増加と在庫積み上がりが同時に進んでいる状況が示された

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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