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2026年2月19日

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令和7年12月千葉県の有効求人倍率0.99倍で採用はどう変わるか

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最近の雇用失業情勢(令和7年12月分及び令和7年分)(千葉労働局)

この記事の概要

本記事では、令和7年12月に千葉県で公表された雇用統計をもとに、有効求人倍率0.99倍という数値が示す県内雇用環境の実態を詳しく解説します。一見すると均衡に近い数値ですが、その内側には求人減少や正社員不足、産業別の偏りといった課題が存在します。中小企業の採用担当者がこの有効求人倍率をどのように読み取り、どのような採用行動を取るべきかについて、実務目線で丁寧に考察します。


令和8年1月30日に発表された千葉県の雇用情勢によると、令和7年12月の有効求人倍率は季節調整値で0.99倍となりました。前月から0.02ポイント上昇しているものの、求職者1人に対して求人が1件に満たない水準であり、全国平均の1.19倍と比較すると、千葉県の雇用市場は依然として厳しさを残している状況です。労働局の判断でも、雇用情勢は緩やかに持ち直しているものの、物価上昇などの影響もあり、動きに弱さが見られるとされています。

月間有効求人数は69,845人で、前年同月比では5.6%減少しました。一方、月間有効求職者数は65,137人で、前年同月比2.7%減少しています。求人と求職の双方が減少している中で、有効求人倍率が0.99倍にとどまっていることは、企業側の採用意欲が十分に回復していない現実を示しています。特に中小企業では、原材料費やエネルギーコストの上昇、人件費負担への不安から、新規採用に慎重にならざるを得ない状況が続いています。

新規求人倍率は1.80倍となり、前月から0.05ポイント上昇しました。新規求人数は23,244人で前年同月比1.1%減少した一方、新規求職者数は10,333人で前年同月比4.1%増加しています。短期的には求人が多いように見えるものの、これは一時的な人手補充や欠員対応の求人が中心であり、長期雇用を前提とした安定的な採用が増えているわけではありません。

正社員に限定した有効求人倍率は0.84倍と、前年同月から0.03ポイント低下しています。正社員を希望する求職者は多いものの、企業側が提示する正社員求人は十分とは言えず、このギャップが採用の難しさを生んでいます。中小企業にとっては、正社員採用のハードルが年々高くなっており、待遇面だけで大企業と競争するのは現実的ではありません。

産業別に見ると、教育・学習支援業や生活関連サービス業、学術研究・専門技術サービス業では新規求人が増加しています。一方、情報通信業では前年同月比28.0%減少し、製造業でも求人は力強さを欠いています。千葉県は製造業や物流関連産業の集積地でもあるため、これらの分野での求人減少は地域経済全体に影響を及ぼします。

このような状況下で、中小企業の採用担当者が有効求人倍率0.99倍から学ぶべきことは、市場が完全な売り手でも買い手でもない「選ばれる企業」と「選ばれにくい企業」の差が拡大しているという点です。求人を出せば人が集まる時代は終わり、企業の姿勢や情報開示の質が問われています。仕事内容や求める人物像を曖昧にしたままでは、応募は集まりません。

また、採用活動を長期戦と捉える視点も重要です。即戦力にこだわり過ぎると母集団は極端に小さくなります。育成を前提とした採用や、業務の切り出しによる未経験者受け入れを検討することで、有効求人倍率が1倍を下回る環境でも採用の可能性は広がります。有効求人倍率は単なる景気指標ではなく、自社の採用戦略を見直すための重要なヒントと言えるでしょう。

この記事の要点

  • 令和7年12月の千葉県有効求人倍率は0.99倍で全国平均を下回っている
  • 求人と求職の双方が減少し採用環境は停滞感が強い
  • 正社員有効求人倍率0.84倍が採用難の大きな要因となっている
  • 産業別で求人動向に大きな差があり採用戦略の見直しが必要
  • 中小企業は育成前提の採用と情報発信力の強化が重要

⇒ 詳しくは千葉労働局のWEBサイトへ

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