2026年2月26日
労務・人事ニュース
2025年分速報で労働者総数51,565千人に増加した常用雇用の現状を解説
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毎月勤労統計調査 2025(令和7)年分結果速報 第3表 常用雇用及び労働異動率(厚労省)
この記事の概要
2025年分の常用雇用および労働異動率の速報では、事業所規模5人以上を対象に、労働者数の動向や入職率、離職率の状況が明らかになりました。全体では労働者総数が増加しつつ、入職率と離職率はいずれも低下傾向を示しています。本記事では、就業形態計、一般労働者、パートタイム労働者の違いを整理し、産業別の特徴を具体的な数字を用いて分かりやすく解説します。
2025年分の速報によると、事業所規模5人以上の就業形態計における労働者総数は51,565千人となり、前年比1.5%増となりました。雇用者数は全体として増加基調にあり、安定した雇用環境が維持されていることが数字から読み取れます。パートタイム労働者比率は31.30%で、前年差はプラス0.44ポイントとなりました。
同じ就業形態計で見ると、入職率は1.99%となり、前年差はマイナス0.05ポイントでした。離職率は1.89%で、こちらも前年差はマイナス0.05ポイントとなっています。入職と離職の双方がわずかに低下しており、雇用の流動性がやや落ち着いた状況が続いていることが分かります。
産業別に見ると、卸売業・小売業の労働者総数は9,397千人で前年比1.0%増となりました。パートタイム労働者比率は44.88%と高水準で、前年差はプラス0.53ポイントです。入職率は1.89%、離職率は1.86%となり、出入りが比較的多い産業構造が維持されています。
医療・福祉では労働者総数が8,408千人で前年比1.6%増となりました。パートタイム労働者比率は32.86%で、前年差はマイナス0.32ポイントです。入職率は1.82%、離職率は1.67%となり、他産業と比べて離職率が低めである点が特徴です。
製造業の労働者総数は7,672千人で前年比0.1%増とほぼ横ばいとなりました。パートタイム労働者比率は12.98%で、前年差はプラス0.03ポイントです。入職率は1.07%、離職率は1.05%となり、雇用の安定性が比較的高い産業であることがうかがえます。
飲食サービス業等では労働者総数が4,527千人で前年比5.1%増となりました。パートタイム労働者比率は78.12%と非常に高く、前年差はプラス0.46ポイントです。入職率は4.12%、離職率は3.77%となっており、人の出入りが多い産業特性が数字に表れています。
一般労働者に限定すると、調査産業計の労働者総数は35,424千人で前年比0.9%増となりました。入職率は1.48%で前年差は横ばい、離職率は1.42%で前年差はマイナス0.03ポイントです。全体として一般労働者の雇用は安定的に推移しています。
パートタイム労働者では、調査産業計の労働者総数が16,141千人で前年比2.9%増となりました。入職率は3.11%で前年差はマイナス0.17ポイント、離職率は2.92%で前年差はマイナス0.12ポイントとなっています。人数は増加しているものの、異動率はやや低下しています。
事業所規模30人以上に限ると、就業形態計の労働者総数は31,316千人で前年比0.9%増となりました。パートタイム労働者比率は25.24%で、前年差はプラス0.42ポイントです。入職率は1.82%、離職率は1.77%となり、規模の大きい事業所でも雇用の安定が続いています。
2025年分の常用雇用および労働異動率の結果からは、労働者数の増加とともに、入職率と離職率が全体的に落ち着いている様子が確認できます。採用活動を行う際には、産業別や雇用形態別の数値を踏まえた人材戦略が重要となります。
この記事の要点
- 労働者総数は51,565千人で前年比1.5%増となった
- 就業形態計の入職率は1.99%、離職率は1.89%
- パートタイム労働者比率は31.30%で上昇している
- 一般労働者の雇用は比較的安定して推移している
- 産業別に入職率と離職率の水準に大きな差がある
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


