2026年2月27日
労務・人事ニュース
2025年速報でパートタイム労働者比率31.30%となった雇用構造の変化
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毎月勤労統計調査 2025(令和7)年分結果速報 時系列第4表 パートタイム労働者比率(厚労省)
この記事の概要
2025年分速報として公表されたパートタイム労働者比率の時系列データでは、事業所規模5人以上を対象に、雇用構造の変化が明確に示されています。2018年以降の推移を見ると、比率はおおむね30%台前半で推移しつつ、年ごとに増減を繰り返しています。本記事では、年間および2025年の四半期別データをもとに、パートタイム雇用の位置づけとその変化を丁寧に整理します。
事業所規模5人以上におけるパートタイム労働者比率は、2018年に30.88%となり、前年差は0.19ポイントでした。その後2019年には31.53%まで上昇し、前年差は0.65ポイントと比較的大きな伸びを示しています。この時期はパートタイム雇用が全体の中で着実に増えていた状況がうかがえます。
2020年になると、パートタイム労働者比率は31.13%となり、前年差はマイナス0.40ポイントとなりました。前年までの上昇傾向から一転して比率が低下しており、雇用構造に変化が生じた年であったことが数字から読み取れます。
2021年には31.28%となり、前年差は0.15ポイントのプラスに転じました。上昇幅は小さいものの、再び増加方向に戻っています。続く2022年には31.60%まで上昇し、前年差は0.32ポイントとなり、パートタイム雇用の比率が徐々に高まっていく様子が確認できます。
2023年には32.24%と、この期間で最も高い水準となりました。前年差は0.64ポイントと大きく、パートタイム労働者が全体の約3分の1を占める構造がより明確になっています。雇用の多様化が進んでいることを示す結果といえます。
一方、2024年のパートタイム労働者比率は30.86%となり、前年差は0.51ポイントとされています。前年差はプラスであるものの、比率自体は前年の32.24%から低下しており、年ごとの変動が見られます。短期的な増減が起こり得る点も、この指標の特徴です。
2025年速報では、パートタイム労働者比率は31.30%となりました。前年差は0.44ポイントで、再び30%台前半へと戻っています。長期的に見ると、比率は30%台前半を中心に推移しており、一定の水準で定着していることが分かります。
2025年を四半期別に見ると、1月から3月は31.53%で前年差は0.62ポイントでした。年度初めは比較的高い水準となっています。4月から6月は31.11%で前年差は0.48ポイントとなり、やや低下していますが、前年差は引き続きプラスです。
7月から9月の比率は31.20%で、前年差は0.43ポイントでした。前期から大きな変化はなく、安定した水準で推移しています。10月から12月の速報では31.38%となり、前年差は0.27ポイントとなりました。年後半にかけては上昇幅がやや小さくなる傾向が見られます。
2018年から2025年までの時系列で見ると、パートタイム労働者比率は一貫して30%を超えており、雇用構造の中で重要な位置を占め続けています。採用や人員計画を検討する際には、こうした比率の推移を踏まえ、雇用形態のバランスを考えることが求められます。
この記事の要点
- パートタイム労働者比率は2018年以降30%台で推移している
- 2023年には32.24%と最も高い水準となった
- 2025年速報では31.30%となり前年差は0.44ポイント
- 四半期別では2025年1月から3月が31.53%と高め
- 年ごとに増減はあるが比率は一定水準で定着している
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


