2026年2月27日
労務・人事ニュース
2025年速報で入職率1.99%、離職率1.89%となった労働異動率
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毎月勤労統計調査 2025(令和7)年分結果速報 時系列第5表 労働異動率(厚労省)
この記事の概要
2025年分速報として示された労働異動率は、事業所規模5人以上を対象に、入職率と離職率の長期的な推移を明らかにしています。2018年以降の時系列を見ると、雇用の流動性は大きく変動せず、近年はやや落ち着いた水準で推移しています。本記事では年間データと2025年の四半期別動向を整理し、採用計画を考える上で重要な数値を分かりやすく解説します。
事業所規模5人以上における入職率は、2018年に2.11%となり、前年差はマイナス0.04ポイントでした。翌2019年には2.16%へ上昇し、前年差はプラス0.05ポイントとなり、労働移動がやや活発化した状況が数字に表れています。
2020年には入職率が1.97%まで低下し、前年差はマイナス0.19ポイントとなりました。それに続く2021年も1.96%と低水準で、前年差はマイナス0.01ポイントとなっています。この時期は入職の動きが抑えられていたことが分かります。
2022年になると入職率は2.05%へ回復し、前年差はプラス0.09ポイントとなりました。2023年には2.14%まで上昇し、前年差もプラス0.09ポイントとなるなど、入職の動きが再び強まった様子が確認できます。
一方で2024年の入職率は2.04%となり、前年差はマイナス0.10ポイントでした。2025年速報では1.99%となり、前年差はマイナス0.05ポイントです。直近では入職率がやや低下し、落ち着いた水準で推移しています。
離職率を見ると、2018年は2.02%で、前年差はマイナス0.02ポイントでした。2019年には2.06%へ上昇し、前年差はプラス0.04ポイントとなり、離職の動きも入職と同様に小幅な変動を見せています。
2020年の離職率は1.98%で、前年差はマイナス0.08ポイントとなりました。2021年は1.93%まで低下し、前年差はマイナス0.05ポイントです。入職率と同様に、離職率もこの時期は抑制された状態が続いています。
2022年には離職率が1.98%となり、前年差はプラス0.05ポイントでした。2023年は2.01%で、前年差はプラス0.03ポイントとなっています。2024年には1.94%へ低下し、2025年速報では1.89%となり、前年差はいずれもマイナスとなりました。
2025年を四半期別に見ると、1月から3月の入職率は1.54%で、前年差はマイナス0.07ポイントでした。離職率は1.83%で、前年差はマイナス0.08ポイントとなり、年度初めは比較的低い水準となっています。
4月から6月にかけては入職率が3.11%と高まりましたが、前年差はマイナス0.06ポイントです。離職率は2.53%で、前年差はマイナス0.06ポイントとなり、季節的な動きが見られます。
7月から9月は入職率1.65%、離職率1.69%となり、いずれも前年差は小幅なマイナスでした。10月から12月の速報では、入職率1.64%、離職率1.51%となり、年後半は全体的に低水準で推移しています。
2018年から2025年までの時系列を見ると、労働異動率は大きく変動することなく、入職率と離職率が近い水準で推移しています。採用を検討する際には、こうした長期的な安定傾向と季節的な変動の両面を把握することが重要です。
この記事の要点
- 入職率は2018年から2025年までおおむね2%前後で推移している
- 2025年速報の入職率は1.99%、離職率は1.89%となった
- 2020年から2021年にかけて異動率は低下傾向を示した
- 2025年4月から6月は入職率が3.11%と一時的に高水準となった
- 長期的には入職率と離職率が近い水準で安定している
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


