2026年2月28日
労務・人事ニュース
2025年12月速報31.44%、年間推移から読む雇用構成
毎月勤労統計調査 2025(令和7)年12月分結果速報 時系列第4表 パートタイム労働者比率(厚労省)
この記事の概要
本記事では、事業所規模5人以上を対象としたパートタイム労働者比率の推移について、2022年から2025年速報、さらに直近の月次データを基に整理します。比率の変動と前年差の動きを確認し、雇用構造の変化を数値から読み取ります。採用や人員構成を検討する際に参考となる基礎情報を、事実に基づき分かりやすくまとめています。
2022年のパートタイム労働者比率は31.60%となり、前年差は0.32ポイントの上昇でした。この時点では前年度から緩やかな増加が続いており、雇用全体に占めるパートタイムの割合が着実に高まっていることが確認できます。
2023年には比率が32.24%まで上昇し、前年差は0.64ポイントとなりました。前年差の拡大からは、前年と比べてパートタイム労働者の増加がより顕著であったことが読み取れます。
一方、2024年は30.86%となり、前年差は0.51ポイントでした。前年差はプラスを維持しているものの、比率そのものは前年を下回っており、構成比に一定の調整が入った年といえます。
2025年速報では、パートタイム労働者比率は31.30%となりました。前年差は0.44ポイントで、前年より比率は再び上昇に転じ、30%台前半での推移が続いています。
月次で見ると、2024年11月は31.12%、12月は31.22%となり、年末にかけて緩やかな上昇が見られました。前年差はいずれも0.40ポイント前後で推移しています。
2025年に入ると、1月は31.43%、2月は31.65%まで上昇しました。特に2月は前年差が0.73ポイントとなり、期間中で最も大きな伸びを示しています。
3月は31.51%とやや低下したものの、4月は31.04%、5月は31.05%と大きな変動はなく、比率は安定的に推移しました。前年差はいずれもプラスを維持しています。
6月以降は31.23%、7月は31.24%と横ばいに近い動きが続きました。8月から9月にかけては31.21%、31.14%と小幅に低下していますが、水準は依然として31%台です。
10月は31.20%、11月は31.49%と再び上昇し、12月速報では31.44%となりました。年間を通じて見ると、パートタイム労働者比率は31%台で推移し、前年差は一貫してプラスとなっています。
これらの数値から、パートタイム労働者は雇用全体の中で安定した割合を占めており、短期的な増減はあるものの、中長期的には一定水準を維持していることが分かります。採用計画では、この比率の推移を踏まえた人員構成の検討が重要となります。
この記事の要点
- 2022年はパートタイム労働者比率31.60%
- 2023年は32.24%まで上昇
- 2024年は30.86%と一時的に低下
- 2025年速報では31.30%に回復
- 月次では2025年2月の31.65%が高水準
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


