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2026年3月12日

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2025年に時間当たり給与1,394円、前年比3.8%増となった最新動向

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毎月勤労統計調査 2025(令和7)年分結果確報 時系列第7表 時間当たり給与(パートタイム労働者)(厚労省)

厚生労働省が公表した事業所規模5人以上の時間当たり給与の時系列データによると、パートタイム労働者の2025年の時間当たり給与は1,394円となり、前年比3.8%増となった。時間当たり給与は所定内給与を所定内労働時間で除して算出しており、実際の労働時間に対する賃金水準を示す指標である。

2018年は1,136円で前年比2.3%増、2019年は1,167円で2.7%増となった。2020年は1,213円で3.9%増と伸び率が高まり、2021年は1,223円で0.8%増と上昇幅が縮小したものの、増加基調は維持された。

2022年は1,242円で1.6%増、2023年は1,279円で3.0%増となった。2024年には1,343円へと上昇し、前年比4.3%増と、この期間で最も高い伸び率を記録している。最低賃金の動向や人手不足の影響などが背景にある可能性もあるが、ここでは公表値に基づく事実のみを示す。

2025年は1,394円で3.8%増となり、8年連続で前年を上回った。2018年の1,136円から比較すると、2025年は258円増加しており、約22%の上昇となる。長期的にみても、時間当たりの賃金水準は着実に引き上げられている。

2025年の四半期別にみると、1月から3月は1,386円で前年比4.3%増となった。4月から6月は1,380円で4.1%増、7月から9月は1,393円で3.2%増、10月から12月は1,417円で3.6%増となっている。

年間を通じてすべての期で前年を上回り、特に10月から12月の1,417円は2025年の中で最も高い水準となった。四半期ごとに多少の変動はあるものの、全体として上昇傾向が続いている。

時間当たり給与は、労働時間の増減に左右されにくい賃金水準を把握するうえで有効な指標である。2025年に1,394円へと上昇した結果は、パートタイム労働者の処遇改善の動きを示すデータの一つといえる。採用や人材確保を検討する企業にとって、客観的な賃金水準の把握は重要な判断材料となる。

公表された統計は、継続的な上昇傾向を明確に示している。2018年から2025年までの推移を通じて、時間当たり給与は段階的に引き上げられてきた。今後の動向を注視しつつ、実態に即した人材戦略を構築することが求められる。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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