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2026年3月25日

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43施設目 福岡県うきは市のジビエ処理施設が2026年3月4日に認証

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国産ジビエ認証施設の第43号認証について(うきは 自然のジビエ肉 ウキナナ)(農水省)

2026年3月4日、農林水産行政を担う国の機関は、衛生管理や流通規格などの基準を満たした食肉処理施設を認証する制度において、新たに1施設を認証したと発表した。今回認証された施設は福岡県うきは市にある食肉処理施設であり、この認証により国産ジビエ認証施設は第43号となった。安全性の確保と消費者の信頼向上を目的とした制度の一環として、基準を満たす施設が認められた形となる。

国産ジビエ認証制度は2018年5月18日に制定された制度で、野生鳥獣肉であるジビエの安全性を高めることを目的として導入された。制度では、衛生管理基準の徹底に加え、カットチャートによる流通規格の遵守や適切なラベル表示によるトレーサビリティの確保などが求められている。これらの基準を満たした食肉処理施設を認証することで、安全なジビエの供給体制の整備と消費者の安心の確保を進めている。

今回認証された施設については、認証制度に基づき登録された認証機関が審査を実施した。審査では、衛生管理体制や処理工程、流通規格の遵守状況などについて確認が行われ、その結果、制度で定められたすべての要件を満たしていることが認められたため、2026年3月4日付で国産ジビエ認証施設として正式に認証された。

認証された食肉処理施設は福岡県うきは市に所在し、シカとイノシシを取り扱う施設として運営されている。施設は2023年度に整備されており、民設民営の施設として整備された。施設の年間処理頭数は250頭で、2名の従事者により運営されている。地域の農林業と関係の深い野生鳥獣の活用を目的とし、捕獲された個体を適切に処理し食肉として流通させる体制が整えられている。

施設では、地域の獣害対策とジビエ利用の両立を目指し、地域の獣害対策協議会と連携した取り組みが行われている。捕獲された野生獣の受け入れから精肉加工までを一体的に行うことで、地域における獣害対策の拠点としての役割も担っている。捕獲された個体を食肉として有効活用することで、地域の資源循環の取り組みにもつながっている。

処理工程では衛生管理を重視した運用が行われており、捕獲された獣は速やかに血抜きと一次処理が行われる。その後、枝肉の状態で一定期間低温熟成を行うことで、肉の持つ旨味を引き出す取り組みが行われている。こうした処理工程により品質を高め、安定したジビエの供給につなげている。

また、加工されたジビエは小売や卸売のほか、道の駅や直売所、飲食店などで販売されている。地域の流通拠点を通じて販売されることで、地域産品としてのジビエの普及が進められている。野生鳥獣の資源を活用した地域産業の一つとして、ジビエの流通拡大に向けた取り組みが進められている。

今回の認証は、衛生管理やトレーサビリティの確保といった基準を満たした施設が認められたものであり、安全なジビエの供給体制の整備に寄与する取り組みと位置付けられている。制度の運用を通じて、安全で高品質なジビエの流通を促進し、消費者が安心して利用できる環境の整備が引き続き進められている。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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