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2026年3月30日

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2026年3月10日開始 牛乳乳製品と牛肉に3段階星表示の環境ラベル導入で販売実証スタート

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畜産物の環境負荷低減の取組の「見える化」販売実証を開始!(農水省)

2026年3月10日、畜産分野における環境負荷低減の取組を消費者に分かりやすく伝える新たな仕組みとして、牛乳乳製品と牛肉を対象とした販売実証が開始された。今回の取組は、生産段階で行われている温室効果ガス削減の努力を「見える化」することを目的としており、星の数で評価内容を示す「みえるらべる」と呼ばれる表示を商品や売り場の表示物に掲載して販売する形で実施される。

この仕組みでは、生産現場における温室効果ガス削減の取組を専用の算定シートによって評価し、その結果を3段階の星の等級で示す。消費者が商品を選ぶ際に環境負荷低減の取組を理解しやすくすることを目的としており、農業や畜産業の持続可能性を社会全体で共有するための施策として位置付けられている。今回の販売実証では、実証用のラベルを商品や店頭表示に掲載することで、制度運用上の課題や改善点を確認し、将来的な本格運用に向けた検証が進められる。

環境負荷低減の取組の「見える化」は、生産段階における温室効果ガス削減の成果を数値的に評価し、地域の標準的な排出量と比較した削減貢献率を基に星の数で表示する仕組みである。温室効果ガス簡易算定シートを用いて評価を行い、その結果を分かりやすい表示にすることで、環境配慮型の農業生産の取組を消費者へ伝えることを目的としている。2026年3月時点では、この「見える化」の対象品目として米や野菜、茶などの耕種作物24品目がすでに対象となっている。

今回の実証では、これまで主に耕種作物で進められてきた取組を畜産分野にも拡大するため、生乳と牛肉を対象とした販売実証が開始された。畜産物の評価では、生産に関するさまざまな情報を基に温室効果ガス排出量を算定する仕組みが用いられる。具体的には、飼養頭数、月齢、飼料の内容、排せつ物の処理方法、エネルギー使用量などの生産情報をもとに、生乳または枝肉1kg当たりの温室効果ガス排出量と削減貢献率を算定する方法が採用されている。

この算定方法を活用した販売実証は2026年1月に開催された検討会において実施が了承され、今回の販売実証が開始されることとなった。実証では実際の商品販売の現場でラベルを表示しながら運用し、制度の分かりやすさや表示方法、消費者の理解度などを検証する。こうした検証を通じて、制度の改善点や課題を整理し、将来的な制度の本格運用に向けた準備が進められる。

販売実証の第1弾では、牛乳乳製品と牛肉の商品に実証用の「みえるらべる」を表示し、2026年3月から順次販売が開始される予定となっている。販売の開始時期は2026年3月10日、3月15日、3月20日、3月25日など複数の日程で予定されており、地域ごとに順次実施される。販売場所は北海道、関東地方、兵庫県、大阪府、滋賀県、京都府、宮崎県などの店舗で行われる予定となっている。

また別の商品では2026年4月1日から8月31日までの期間に販売実証が予定されており、兵庫県と大阪府の合計84店舗で実施される計画となっている。今回の販売実証では、店舗や地域ごとに異なる販売条件の中でラベル表示の運用状況を確認し、制度の改善に向けたデータを収集することが目的とされている。

今後は、生産者や事業者の協力を得ながら、生乳や牛肉の環境負荷低減の取組の「見える化」に関する販売実証を継続していく方針が示されている。販売実証の結果を踏まえて運用上の課題や改善点を整理し、制度の本格運用に向けた検討が進められる予定である。環境配慮型の農業生産の取組を社会全体で共有する仕組みとして、今回の実証の結果が今後の制度設計に活用されることが期待されている。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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