2026年4月6日
労務・人事ニュース
2025年航空輸送実績、国内旅客1億1,147万人で前年比4.2%増の回復動向
航空輸送統計速報(令和7年(2025年)分)(国交省)
令和7年の航空輸送統計速報が公表され、国内および国際の航空輸送における旅客数と貨物量の動向が明らかとなった。今回の統計は2025年1年間の実績を対象としており、航空需要の回復や輸送量の変化を示す重要な指標として位置付けられる。
国内定期航空輸送においては、旅客数が全体で1億1,147万人となり、前年と比較して4.2%の増加となった。内訳を見ると、主要空港間を結ぶ幹線では4,826万人で4.6%増、その他の路線であるローカル線では6,321万人で3.8%増となっており、いずれの区分においても増加傾向が確認されている。
貨物輸送についても増加が見られ、国内全体では61万6,898トンとなり、前年より2.5%増加した。幹線は45万4,743トンで0.7%増、ローカル線は16万2,155トンで7.9%増となっており、特にローカル線における伸びが顕著である。地域間輸送の需要が一定程度高まっている状況がうかがえる。
一方で、国際航空輸送においても回復傾向が続いている。本邦の航空運送事業者による国際線の旅客数は2,292万人となり、前年と比べて13.3%の増加となった。国際的な人の移動が活発化している状況が数字として示されている。
貨物輸送においても同様に増加が見られ、国際線の貨物重量は160万1,340トンとなり、前年比5.7%増となった。物流需要の拡大や国際取引の動向が反映された結果と考えられる。
なお、国内航空輸送における幹線とは、新千歳、羽田、成田、大阪、関西、福岡、那覇の各空港を相互に結ぶ路線を指し、それ以外の路線がローカル線として分類されている。また、貨物量には超過手荷物や郵便物は含まれていない。
今回の統計結果からは、国内外ともに航空需要が着実に回復している状況が読み取れる。特に国際線における旅客数の伸びは顕著であり、航空業界全体の動向を把握する上で重要な指標となっている。
今後も航空輸送は経済活動や人の移動を支える基盤として重要な役割を担うことから、継続的なデータの把握と分析が求められる。今回の結果は、その現状を客観的に示すものとして、今後の政策や事業展開の参考となる。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ


