2026年8月11日
労務・人事ニュース
2026年5月の総実労働時間指数は95.7で3.9%減、採用担当者が確認したい一般労働者とパートの勤務差
- 歯科衛生士 社会保険完備 最新の設備で歯科衛生士として新しい一歩を踏み出しましょう
最終更新: 2026年8月27日 21:30
- 歯科衛生士 薬院駅すぐ 退職金あり 教育制度充実 CT完備の歯科医院で衛生士を募集しています
最終更新: 2026年8月27日 21:30
- 歯科衛生士 祝日の振替出勤ありません!残業も少なめ!患者さんに寄り添った診療を心掛けている歯科医院で一緒に働いてみませんか
最終更新: 2026年8月27日 21:30
- 歯科衛生士 一人ひとりの頑張りをしっかり評価 時間をかけた丁寧な治療を行っています
最終更新: 2026年8月27日 21:30
毎月勤労統計調査 2026(令和8)年5月分結果確報 労働時間指数(厚労省)
2026年5月分の毎月勤労統計調査の確報で、事業所規模5人以上における調査産業計の総実労働時間指数は95.7となりました。2020年平均を100とする指数で、前年同月比は3.9%減となり、全体の労働時間は前年の同じ月を下回っています。
総実労働時間は、通常の勤務に当たる所定内労働時間と、残業などに当たる所定外労働時間を合計したものです。2026年5月は所定内労働時間指数が95.2で前年同月比3.9%減、所定外労働時間指数は102.2で3.0%減となりました。
就業形態別にみると、一般労働者の総実労働時間指数は95.3となり、前年同月比3.7%減少しました。所定内労働時間指数は94.7で3.9%減、所定外労働時間指数は102.4で2.3%減となり、いずれも前年の水準を下回っています。
パートタイム労働者の総実労働時間指数は98.0で、前年同月比3.1%減でした。所定内労働時間指数は97.7で3.2%減となった一方、所定外労働時間指数は109.5で前年同月と同じ水準を維持しています。
事業所規模30人以上では、総実労働時間指数が96.3となり、前年同月比3.8%減少しました。所定内労働時間指数は95.8で3.9%減、所定外労働時間指数は102.8で1.7%減となり、規模の大きい事業所でも労働時間の縮小が確認されました。
産業別の総実労働時間をみると、製造業は前年同月比2.7%減、卸売業、小売業は2.6%減、医療、福祉は4.7%減でした。掲載された3産業はいずれも前年を下回り、医療、福祉の減少幅が最も大きくなっています。
所定内労働時間では、製造業が前年同月比3.0%減、卸売業、小売業が2.7%減、医療、福祉が4.7%減となりました。総実労働時間と同様に、通常勤務の時間についても3産業すべてで減少する結果です。
一方、所定外労働時間には産業ごとの差がみられます。製造業は前年同月比0.9%増となり、卸売業、小売業は前年同月と同水準でした。医療、福祉は6.1%減となり、残業などの時間が前年から大きく縮小しています。
2026年に入ってからの総実労働時間指数は、1月が95.0で前年同月比0.1%減、2月が95.8で1.0%減でした。3月は98.7で0.5%増、4月は103.5で0.2%増となった後、5月は3.9%減へ転じています。
一般労働者では、1月の総実労働時間が前年同月比0.5%増、2月が0.5%減、3月が1.3%増、4月が0.8%増でした。5月は3.7%減となり、前月までの動きと比べて減少幅が大きくなっています。
パートタイム労働者は、2026年1月の総実労働時間が前年同月比1.4%減、2月が2.4%減、3月が1.9%減、4月が1.7%減でした。5月も3.1%減となり、年初から前年割れが続いています。
年平均の推移を確認すると、調査産業計の総実労働時間指数は2022年が100.8、2023年が100.9、2024年が101.4、2025年が100.0でした。前年比は2022年と2023年に0.1%増となった後、2024年は1.0%減、2025年は1.4%減です。
一般労働者の総実労働時間指数は、2022年が101.2、2023年が101.9、2024年が101.1、2025年が100.1となりました。前年比では2024年に0.7%減、2025年に1.0%減となり、2年続けて前年を下回っています。
パートタイム労働者の年平均は、2022年が100.3、2023年が99.9、2024年が101.1、2025年が99.7でした。年によって増減があるものの、2025年は前年から1.4%減少し、2020年平均をわずかに下回る水準となっています。
所定内労働時間の年平均は、調査産業計で2024年に前年比0.9%減、2025年に1.3%減でした。所定外労働時間も2024年は2.7%減、2025年は2.5%減となっており、通常勤務と残業の双方で減少が続いています。
2026年5月の所定外労働時間は、一般労働者が前年同月比2.3%減となった一方、パートタイム労働者は横ばいでした。就業形態によって動きが異なるため、全体平均だけで勤務実態を判断しないことが重要です。
採用や人員配置を検討する際には、総実労働時間だけでなく、所定内と所定外の内訳を分けて確認する必要があります。労働時間が短くなった場合でも、通常勤務の減少によるものか、残業削減によるものかで職場の状況は異なります。
今回の確報では、2026年5月の総実労働時間、所定内労働時間、所定外労働時間が調査産業計でそろって前年を下回りました。採用担当者にとっては、就業形態別や産業別の差を踏まえ、勤務条件や人員構成を検討するための重要な資料となります。
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


