2026年8月15日
労務・人事ニュース
建設資材7資材13品目の需給は均衡 2026年7月調査で在庫も全て普通
7月の主要建設資材の需給動向は全ての調査対象資材において均衡 ~主要建設資材需給・価格動向調査(令和8年7月1~5日現在)の結果~(国交省)
2026年7月27日、同年7月1日から5日にかけて実施された主要建設資材の需給・価格動向調査の結果が公表されました。全国の7資材13品目について確認したところ、需給はすべての調査対象資材で「均衡」となりました。
今回の調査では、生コンクリート、鋼材、木材など、建設工事に広く使われる主要資材について、価格、需給、在庫の動きが確認されました。建設資材の安定確保と、工事を円滑に進めるための基礎情報として毎月実施されています。
価格動向では、アスファルト合材の新材と再生材、異形棒鋼、H形鋼、木材のうち型枠用合板が、前月と比べて「やや上昇」と判断されました。これら以外の調査対象資材は、すべて「横ばい」となっています。
アスファルト合材は、道路舗装などに使われる代表的な建設資材です。今回の結果では、新しい材料を用いた合材と、再生材料を利用した合材の双方で、前月より価格がやや上向く動きが確認されました。
異形棒鋼は、鉄筋コンクリート構造物の補強材として使われる鋼材です。H形鋼は建築物や橋梁などの構造部材に用いられ、いずれも幅広い建設工事に関係するため、価格の変化は工事費の見通しにも影響します。
型枠用合板は、コンクリートを流し込む際の型枠として使用される木材製品です。今回の調査では、この型枠用合板も前月比で「やや上昇」となり、鋼材や舗装材料と並んで価格の上向きが示されました。
一方、生コンクリートを含むその他の対象資材では、前月から大きな価格変化は確認されず、「横ばい」と評価されました。調査時点では、全体として急激な価格変動が広がっている状況ではありませんでした。
需給動向については、7資材13品目のすべてで「均衡」となりました。均衡とは、資材の供給量と需要量がおおむね釣り合い、著しい不足や過剰が確認されていない状態を示しています。
建設工事では、必要な資材が予定どおり確保できない場合、着工や工程に影響が及ぶ可能性があります。今回の調査では、すべての対象資材で需給が均衡しており、全国的な資材不足を示す結果にはなりませんでした。
ただし、需給が均衡していても、一部の資材で価格が上昇する場合があります。価格は原材料費や製造、輸送など複数の要因によって変化するため、供給不足がないことと価格が一定であることは必ずしも同じではありません。
在庫状況についても、調査対象となったすべての資材で「普通」と判断されました。在庫が極端に少ない、または過剰に積み上がっている状況ではなく、調査時点では標準的な水準と評価されています。
在庫調査の対象は、骨材の砂、砂利、砕石、再生砕石のほか、異形棒鋼、H形鋼、木材の製材と型枠用合板です。生コンクリートなど、すべての資材について在庫状況を調べているわけではありません。
骨材は、コンクリートや道路工事などに欠かせない基礎的な資材です。砂、砂利、砕石、再生砕石の在庫はいずれも「普通」とされ、調査期間中に供給面で大きな不安が生じていることは示されませんでした。
鋼材では、価格がやや上昇した異形棒鋼とH形鋼についても、在庫状況は「普通」となっています。価格が上向く一方で、在庫水準は標準的であり、直ちに資材不足へつながる状態ではないことが確認されました。
木材についても、製材と型枠用合板の在庫は「普通」と判断されました。型枠用合板の価格はやや上昇しましたが、在庫面では通常の範囲にあり、価格と在庫の動きに違いが見られます。
この調査は、主要建設資材の状況を資材別、地域別に把握し、需給や価格の安定化につなげることを目的としています。毎月の変化を継続して確認することで、建設工事の発注や施工計画を考える際の参考となります。
建設事業者にとって、資材価格の変化は見積もりや原価管理に直結します。特に今回「やや上昇」とされた4種類の資材については、今後の価格推移を確認しながら調達時期や工事費を検討する必要があります。
一方、需給がすべて均衡し、在庫も調査対象全体で普通だったことは、資材調達環境が大きく崩れていないことを示します。ただし、今回の結果は2026年7月1日から5日時点の状況であり、その後の変化を示すものではありません。
2026年7月の調査では、7資材13品目の需給がすべて均衡し、在庫も普通となりました。価格はアスファルト合材、異形棒鋼、H形鋼、型枠用合板がやや上昇し、その他は横ばいという結果でした。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ


