2026年8月29日
労務・人事ニュース
2026年6月景気動向指数、一致指数118.2で2か月ぶり上昇「改善」判断を維持
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景気動向指数(令和 8(2026)年 6 月分速報)(内閣府)
2026年8月7日、景気の動きを示す6月分の景気動向指数速報が公表されました。今回発表された内容では、景気動向指数の一致指数が前月から0.3ポイント上昇し、景気の基調判断は「改善」とされています。
景気動向指数は、生産や雇用、販売など経済に関係する複数の指標を組み合わせ、景気の現状や変化を把握するための統計です。今回の速報値では、2020年を100とした場合、6月の先行指数は116.4、一致指数は118.2、遅行指数は112.3となりました。
景気の現状を示す一致指数については、前月と比べて0.3ポイント上昇し、2か月ぶりの上昇となりました。また、3か月後方移動平均は0.47ポイント上昇し、6か月連続で上昇しています。7か月後方移動平均についても0.47ポイント上昇し、6か月連続の上昇となりました。
今回の一致指数の改善には、商業販売額の卸売業や投資財出荷指数などがプラスに影響したことが要因として挙げられています。一方で、すべての指標が上向いたわけではなく、小売業の商業販売額や輸出数量指数などは指数の押し下げ要因となりました。
個別の指標を見ると、鉱工業生産指数は2020年を100として103.9となり、前月の102.6から上昇しました。また、投資財出荷指数は103.3となり、前月の100.4から改善しています。卸売業の商業販売額は前年同月比9.6%となり、前月の4.5%から伸びを拡大しました。
一方、小売業の商業販売額は前年同月比0.5%となり、前月の5.0%から低下しました。耐久消費財出荷指数も108.2となり、前月の111.4から下降しています。輸出数量指数は104.6となり、前月の106.0から低下する結果となりました。
先行指数については、6月の速報値が116.4となり、前月と比較して横ばいでした。ただし、3か月後方移動平均は0.33ポイント上昇し、12か月連続の上昇を記録しています。7か月後方移動平均も0.97ポイント上昇し、10か月連続で上昇しました。
遅行指数は112.3となり、前月と比べて0.9ポイント上昇しました。5か月ぶりの上昇となったほか、3か月後方移動平均も0.24ポイント上昇しています。ただし、7か月後方移動平均は0.12ポイント低下し、8か月連続の下降となりました。
今回の景気判断では、一致指数の動きをもとに基調判断が行われ、景気は改善を示しているとされました。判断では、単月の変化だけではなく、複数期間の平均的な動きを確認することで、一時的な変動の影響を抑えながら景気の方向性を分析しています。
なお、今回の先行指数については、実質化に使用する国内品資本財物価指数の遡及改訂に伴い、2026年4月分以降の数値が見直されています。経済指標は新たな情報や基礎データの修正によって過去の数値が変更される場合があり、最新の公表内容を確認することが重要です。
企業の採用や事業計画においても、景気の動向は人材需要や投資判断に関わる重要な情報となります。今回の統計では、雇用や生産、販売など幅広い分野の指標を総合した結果、景気の改善傾向が示されました。今後も各指標の推移を継続的に確認することで、経済環境の変化を把握することが求められます。
⇒ 詳しくは内閣府のWEBサイトへ


