2025年9月13日
労務・人事ニュース
受講料の3分の1を支援、令和7年 三重県のJAS資格者育成補助金制度
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令和7年度JAS認証工場資格者養成支援事業費補助金
この記事の概要
三重県では、JAS構造材の供給体制を整備するため、県内事業者が従業員にJAS認証に係る品質管理資格を取得または更新させる際に、研修受講費の一部を補助する制度「令和7年度JAS認証工場資格者養成支援事業費補助金」の公募を開始しました。補助対象は受講料の3分の1で、申請締切は令和8年3月2日です。
三重県では、県内のJAS構造材の安定供給体制の構築と品質向上を目指し、JAS認証に関わる品質管理者の育成を支援するための補助金制度「令和7年度JAS認証工場資格者養成支援事業費補助金」の申請受付を開始しました。この制度は、認証工場で働く従業員が所定の研修を受講して資格を取得または更新する際、その研修費用の一部を補助するもので、県内の木材関連産業の人材確保と技術基盤の強化を目的としています。
対象となるのは、JAS認証をすでに取得しているか、今後取得を予定している三重県内の事業者であり、国や地方公共団体を除いた民間の企業が主な対象です。JAS認証取得予定の事業者については、令和9年3月31日までに、定められた品目のいずれかにおいて正式な認証取得が求められます。品目としては、目視等級区分構造用製材、機械等級区分構造用製材、枠組壁工法構造用製材などが含まれます。
補助の対象となる研修は、一般社団法人全国木材検査・研究協会が主催するもので、製材や枠組壁工法構造用製材の製造業者に対する品質管理担当者の資格取得や更新研修に限られます。なお、補助対象となるには、研修を三重県内の従業員が受講し、修了証書等を提出できること、経費が事業者自身の負担であること、他の国等の補助を受けていないことなど、いくつかの条件を満たす必要があります。
補助額は研修受講料の3分の1以内で、補助対象経費には消費税・地方消費税、旅費・宿泊費・食費、交付決定前に受講した研修費などは含まれません。申請に必要な書類としては、申請書、実施計画書、研修一覧表、研修案内の写し、定款などが求められています。
書類の提出は持参・郵送・電子メールのいずれかで行えますが、FAXは不可です。電子メールまたは郵送で提出する場合は、必ず電話にて到着確認を行う必要があります。提出期限は令和8年3月2日ですが、予算上限に達した時点で受付が終了するため、早めの申請が推奨されます。提出先は三重県農林水産部 森林・林業経営課で、詳細な問い合わせもこちらで受け付けています。
JAS構造材の利用促進は、木材の安定供給やカーボンニュートラルの推進にもつながる重要なテーマです。県内事業者が人材の専門性を高める好機として、今回の補助金制度は非常に有意義な支援策となっています。制度を活用し、持続可能な林業・木材産業の構築に向けた一歩を確実に踏み出すことが期待されます。
この記事の要点
- 三重県内でJAS認証取得済または予定の事業者が対象
- 補助対象は全国木材検査・研究協会が主催する品質管理研修
- 受講料の3分の1以内を補助、旅費や消費税は対象外
- 申請は令和8年3月2日まで、予算上限に達し次第終了
- JAS認証取得予定の場合は令和9年3月31日までの取得が条件
⇒ 詳しくは三重県のWEBサイトへ