2024年12月29日
労務・人事ニュース
令和8年7月以降利用開始!新しい携帯番号「060」誕生
音声伝送携帯電話番号への060番号の追加(総務省)
令和6年12月20日、総務省は音声伝送携帯電話番号の不足問題に対処するため、従来の番号体系に新たに「060」から始まる11桁の番号を追加する変更を行いました。この決定により、音声通話用の携帯電話番号として利用可能な選択肢が広がります。新たな番号の利用開始は、関連する電気通信事業者による対応が完了次第、令和8年7月以降に順次実現する予定です。
現在、音声伝送携帯電話番号として使用されているのは、「070」「080」「090」から始まる11桁の番号です。これらの番号は「電気通信番号計画」に基づき携帯電話事業者に指定されています。しかし、近年の需要増加により、これらの番号の枯渇が懸念されてきました。これを受けて、総務省は情報通信行政・郵政行政審議会(会長:相田仁 東京大学 特命教授)の答申をもとに、新たな番号体系の導入を決定しました。
「060」番号の導入により、音声通話に適した番号資源が増加し、今後の需要に対応する基盤が整うと期待されています。なお、現在利用中の「070」「080」「090」の番号は引き続きそのまま利用可能であり、既存の利用者に影響はありません。
詳細な情報は、総務省の電気通信番号制度の専用ウェブページに掲載されています。また、本変更に関する意見募集の結果や審議会の答申については、令和6年11月20日に発表された関連報道資料で確認できます。興味のある方は、ぜひこれらの資料を参照してみてください。
⇒ 詳しくは総務省のWEBサイトへ