2025年9月8日
労務・人事ニュース
北九州名物ぬか炊きを味わえるお店を網羅!多言語対応マップが完成
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最終更新: 2025年9月7日 22:36
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世界初!? 「小倉ぬか炊きマップ」 が完成しました!(北九州市)
この記事の概要
北九州市の伝統的な郷土料理「ぬか炊き」の魅力を広めるため、「小倉ぬか炊きマップ」が完成しました。小倉駅周辺を中心に、ぬか炊きが食べられる、買える店舗を紹介しており、地域文化の継承と観光資源の発信を目指しています。多言語対応の翻訳版マップも公開され、国内外の観光客にもアピールできる内容となっています。
北九州市が誇る伝統的な郷土料理「ぬか炊き」の魅力を多くの人に知ってもらおうと、「小倉ぬか炊きマップ」がついに完成しました。このマップは、小倉駅周辺を中心にぬか炊きを「食べる」「買う」ことができる店舗を丁寧に紹介しており、地元の食文化を楽しむための道しるべとなる一冊です。地元住民はもちろん、観光で訪れる人々にとっても、小倉の味を深く知る貴重なツールとなっています。
ぬか炊きとは、サバやイワシなどの青魚をぬか床でじっくり炊き込んだ料理で、旧豊前国地域を中心に受け継がれてきた食文化です。ぬか床は米ぬかに塩や水、昆布、唐辛子、山椒の実などを加えて発酵させたもので、野菜の漬物としても知られていますが、北九州ではそれを煮炊きに使うという珍しい食文化が根付いています。その起源は寛永3年、小倉城主・細川忠利が父・忠興にぬか床を贈ったことがきっかけとされ、以後、庶民の間でも広く親しまれる料理となりました。
ぬか炊きの魅力は、その独特な深い味わいだけでなく、健康成分にもあります。マグネシウム、ビタミンB1・B6、そしてGABA(γ-アミノ酪酸)など、現代人の食生活にうれしい栄養素が豊富に含まれており、おつまみやご飯のおかずとしても優れた料理です。さらに、ぬか床の管理や味付けは家庭や店舗によって異なり、それぞれの味が存在するのもぬか炊きの奥深さを物語っています。
今回のマップには、小倉北区を中心に、市内の飲食店や居酒屋、カフェ、さらには土産店まで、100件以上に及ぶ店舗情報が掲載されており、どこでぬか炊きを味わい、購入できるかが一目で分かるよう工夫されています。また、観光客向けに英語・韓国語・中国語(繁体字・簡体字)による翻訳版マップも整備され、海外からの来訪者にも対応しています。こうした取り組みは、インバウンド需要が回復しつつある中で、地域の魅力を伝える大きな武器となるでしょう。
小倉ぬか炊きマップは今後も随時情報の更新が行われ、新たな掲載店舗も募集されています。市民や来訪者が推しのぬか炊きを見つけられるよう、誰でも気軽に情報を提供できる仕組みが設けられており、地域全体で食文化を支える意識が広がっています。掲載店舗のジャンルも多様で、定食屋から居酒屋、カフェやスナック、小料理屋に至るまで、あらゆるシーンでぬか炊きに出会える環境が整っています。
市内の店舗情報は2024年10月時点での調査結果に基づいており、今後も変化が予想されます。市民の皆さんや観光関係者、そして飲食業界の担当者にとっても、このマップは地域活性化のヒントとなるはずです。ぬか炊きの魅力を再発見し、北九州ならではの食文化を未来へとつなぐための第一歩として、ぜひこのマップを活用してみてください。
地元の人にとっては当たり前のように食べられてきたぬか炊きですが、その一皿には家族の歴史や地域の物語が詰まっています。おばあちゃんから孫へと受け継がれる味、そしてお店ごとの工夫が加えられたプロの味。それぞれのぬか炊きに触れることで、食の大切さや地域の温かさを感じられるはずです。
この記事の要点
- 小倉ぬか炊きマップが完成し小倉駅周辺を中心に店舗を紹介
- ぬか炊きは米ぬかを使って煮込む北九州独自の郷土料理で健康成分も豊富
- 多言語対応のマップも整備されインバウンド観光にも対応
- マップ掲載情報は随時更新され新規店舗情報も募集中
- 寛永3年に細川忠利が父に贈ったのがぬか床の始まりとされる歴史がある
⇒ 詳しくは北九州市のWEBサイトへ