2025年6月10日
労務・人事ニュース
参加費2,000円で最大350店舗が集結!ポキパスキャンペーンが長岡の消費を活性化
- 「夜勤なし」/准看護師/訪問看護/オンコールなし
最終更新: 2025年6月10日 22:32
- 「駅チカ」/准看護師・正看護師/うれしい土日祝休み
最終更新: 2025年6月10日 22:32
- 「夜勤なし」/准看護師・正看護師/クリニック/ブランクのある方も歓迎
最終更新: 2025年6月10日 22:32
- 「夜勤なし」/准看護師・正看護師/介護施設/車で通えます
最終更新: 2025年6月10日 22:32
2か月間の販促で地域密着型経営を後押し!350店舗のネットワークによる波及効果に注目
長岡商工会議所が主催する「ポッキリパスポート・ナビ」、通称「ポキパス」キャンペーンは、地域に根差した販売促進施策として、地元商業の活性化と消費喚起を目的に実施されるものである。令和7年度は10月1日から11月30日までの2か月間にわたり、市内の会員事業所を中心に350店舗の参加を目指して展開される。参加店は、税込み500円や1000円といった「ポッキリ価格」の商品やサービスを提供し、それらを長岡商工会議所が運営する専用ウェブサイト上で紹介することになる。今回のキャンペーンでは、印刷冊子を廃止し、ホームページを活用した情報発信に移行。併せて、スタンプラリーを終了し、デジタルアンケートへと刷新するなど、デジタル化の流れに即した工夫も随所に見られる。
参加店にとっては、認知度向上や新規顧客獲得、リピーターの創出など、店舗経営において複数のメリットが期待される。その一環として、各参加店舗にはポスターやPOPなどの販促グッズが8月下旬に送付される予定であり、キャンペーン期間中の視認性を高める狙いもある。また、販売促進や売上アップ、店舗ブランディングに関する悩みについては、商工会議所が連携する専門家による無料相談も提供され、参加店舗の経営支援にもつながる体制が整っている点が特徴である。
キャンペーンに参加するには、参加費として2,000円(税込)が必要で、6月30日が申込締切日となっている。締切日までには、掲載する商品・サービスの原稿や画像も含めた提出が求められる。参加費には、ポスターやのぼり、POPなどの広報物の費用が含まれており、イベントに向けた準備がスムーズに進められるよう配慮されている。また、掲載できる商品やサービスは最大で3つまでとされており、同一の商品やサービスを複数店舗で提供する場合でも1枠での参加が可能となっている。
設定できる価格は非常に柔軟であり、0円から100,000円以上まで幅広い価格帯に対応している。0円で提供するサービスについては、来店特典のように粗品を進呈する形などが想定されている。特に人気のある価格帯は500円や1000円であり、過去のアンケート結果においても「お得感」を重視した価格設定が来店動機として顕著であることが明らかになっている。こうした価格帯における魅力的なサービス提供が、顧客の購買意欲を高める要因になっていることは注目に値する。
今回から導入されるデジタルアンケートは、各参加店に専用のQRコードが配布され、それを通じてサービス購入者が簡単に意見を投稿できる仕組みとなっている。回答者には抽選で景品が当たる特典もあり、参加意欲の促進が図られている。また、アンケート結果は店舗ごとにフィードバックされるため、リアルタイムで顧客の声を把握し、サービス改善に活かすことが可能となる。利用者のフィードバックを即時に店舗に届けるこの仕組みは、顧客満足度の向上とサービス品質の持続的な向上に資する重要な要素といえる。
さらに、今回のキャンペーンでは、参加店によるSNSを活用した情報発信も推奨されており、より広範な認知を得るための自助努力が求められる。ホームページやメールアドレスの活用についても強く勧められており、デジタルマーケティングへの対応力が今後の販促活動における鍵となることを示唆している。メールやホームページの導入がまだの事業者には、商工会議所側で支援体制を整えているため、導入を検討している事業者にとっては好機である。
キャンペーン終了後の12月初旬には、参加店に対して「参加店アンケート」が実施される予定であり、各店舗での売上推移やサービス利用実績などを含めたフィードバックが求められる。このアンケート結果は、次年度以降の施策立案にも役立てられる貴重な資料となるため、各店舗には的確な情報提供が求められる。
このように、ポキパスキャンペーンは単なる販売促進企画ではなく、参加店舗と地域経済全体の活性化を見据えた包括的な支援策として構築されている。イベントを通じて地域住民の消費活動が促されることで、商店街や個店に活気が戻り、継続的な来店動機が醸成されることが期待されている。単なる割引ではなく、顧客との関係性を深め、店舗のファンづくりにつなげるきっかけとしても、このキャンペーンの持つ価値は非常に大きい。
最後に、キャンペーンの成功には各参加店舗の主体的な参画と積極的な情報発信が欠かせない。サービス内容の統一的な運用や従業員への周知徹底、SNSでのPRなどがその成否を左右する要因となる。また、掲載されたサービスが何らかの理由で提供できない場合には、代替サービスを用意するなど柔軟な対応も求められており、信頼関係の維持が重視されている。社会情勢による内容変更の可能性もあるが、それに備えた柔軟性もこの取り組みの一環として備えられている。
⇒ 詳しくは長岡商工会議所のWEBサイトへ