2025年6月24日
労務・人事ニュース
第61回 霧島国分夏まつり、協賛企業が支える市民総参加の夏イベント
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「夜勤なし」/正看護師/介護施設/オンコールなし
最終更新: 2025年6月23日 22:37
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「車通勤OK」/正看護師/介護施設/研修が充実で安心
最終更新: 2025年6月23日 22:37
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「駅チカ」/准看護師・正看護師/内科/消化器内科/クリニック/夜勤なし
最終更新: 2025年6月23日 22:37
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「ブランクOK」/准看護師・正看護師/特別養護老人ホーム/介護施設/残業ありません
最終更新: 2025年6月23日 22:37
6千人が踊り歩く「霧島総おどり」に参加する企業・団体が90超、地域連携の好事例に
霧島市に夏の訪れを告げる一大イベント「霧島国分夏まつり」が、今年も盛大に開催されます。第61回を迎えるこの祭りは、2025年7月26日と27日の二日間にわたり、霧島市中心部を舞台に多彩な催しが繰り広げられます。主催は霧島商工会議所に事務局を置く実行委員会で、地元の活性化と地域文化の継承を目的とした市民参加型イベントとして長年親しまれてきました。
特に注目を集めるのは、初日に行われる「霧島総おどり」です。この総おどりには例年5,000人以上の参加者が集まり、三味線の生演奏に合わせて約2時間にわたり市街地を練り歩きます。今年は90団体、約6,000人が参加を予定しており、踊りの輪が街全体を包み込む光景はまさに圧巻です。踊りの演目には、鹿児島の伝統曲である「ハンヤ節」や「オハラ節」も取り入れられ、世代を問わず楽しめる雰囲気が特徴です。踊り連には企業や地域団体、学校、自治会など多様な組織が参加し、観光客も飛び入りで参加できる開かれた催しとなっており、地域一体となった賑わいが生まれます。
二日目は、霧島国分夏まつりの象徴ともいえる「御輿」の登場です。午前中から「子どもみこし」「元気みこし」「舞鶴御輿」「国分寺御輿」といった4種類のみこしが市街地を巡り、夜には「国分寺御輿競走」が開催されます。かがり火の中、太鼓の響きに合わせて若者たちが御輿を担ぎ駆け抜ける姿は、この祭りのクライマックスにふさわしい迫力と熱気を帯びています。国分寺御輿は、地域の歴史的象徴である「大隅国分寺跡」と、戦国武将「島津義久公」の名にちなんで名づけられており、霧島市の文化を色濃く反映する伝統行事です。
また、2日間にわたり、会場内の4つのステージでは多彩なパフォーマンスも繰り広げられます。ヒーローショー、バンド演奏、ダンス、和太鼓、弾き語り、空手の演武など、子どもから大人まで楽しめる内容がぎっしり詰まっており、毎年多くの来場者で賑わいます。こうしたステージ出演者にも市内外からの参加があり、地域の芸術文化振興にも貢献しています。
協賛についても活発で、今年は1,600社以上の協賛先企業が広告やうちわを通じてこのイベントを支えています。BtoB企業にとっては、自社名を広くアピールできるまたとない機会であり、実際に協賛企業の多くが市民の認知度向上と地域貢献の一環として、この祭りへの協力を積極的に行っています。
このような市民総出の祭りは、企業にとっても多くの学びとチャンスを提供してくれます。地域行事への積極的な参加は、企業のブランドイメージ向上、地域社会との信頼関係の構築、人材採用への好影響など、目に見える効果を生み出します。採用担当者にとっても、このような文化イベントに協賛や参加を検討することは、企業の価値観や地域密着型の経営姿勢を外部に示す有効な手段となるでしょう。
なお、当日は市制20周年の節目を祝う演出も随所に盛り込まれる予定で、地域にとっても記念すべき年の夏まつりとして一層の盛り上がりが期待されます。祭りの詳細や交通規制、協賛募集などに関しては、公式サイトで随時情報が更新されていますので、関心のある企業や個人は早めの確認と準備が推奨されます。
⇒ 詳しくは霧島国分夏まつりのWEBサイトへ