2025年7月24日
労務・人事ニュース
8月7日開催、定員20名の地域体験ツアーで白山市の産業と観光資源を学ぶ機会が提供される
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北陸新幹線と地場産業の裏側を知る、8月7日に開催される白山市民向け見学会が人気
石川県白山市において、地域の魅力を改めて体感できる参加型イベント「地域力再発見 知っとる!?ツアー」が2025年8月7日に開催される。この取り組みは、白山商工会議所が主催し、地元に住む人々が地域経済や文化、産業の魅力を再認識することを目的として企画された。現在、同ツアーの参加者を募集中で、対象となるのは白山市内に在住している方。定員は20名で、先着順にて受付が行われる。申込期間は7月18日までで、参加費は無料となっており、当日は昼食も提供される。
このツアーは「開かれた市民会議所」を理念とする白山商工会議所の方針に基づいており、市民との距離を縮める試みの一環として位置付けられている。特に今回は、北陸新幹線の歴史を学ぶ施設の見学や、国内市場で高いシェアを誇る産業用洗濯機の製造工場の視察が盛り込まれており、地域経済に関心を持つ人々にとって貴重な学びの機会となる。小学生も保護者の同伴があれば参加可能となっており、家族での参加も歓迎されている。夏休み中の開催ということもあり、地域の教育的観点からも非常に有意義な内容だ。
当日は朝、白山市役所に集合した後、鉄道をテーマとした展示施設である「トレインパーク白山」を訪問する予定だ。この施設では、北陸新幹線をはじめとする地域交通の発展にまつわる歴史や技術について学ぶことができる。普段は目にすることの少ない鉄道の構造や整備の裏側を知ることで、子どもから大人まで新たな視点で地元を見直すきっかけになるだろう。
次に訪問するのは、大型の産業用洗濯機を製造している白山市内の工場である。この企業は業界内でも高い国内シェアを誇り、その技術力や生産設備の精密さは全国的にも知られている。工場内の見学では、製品がどのように設計・製造されているのかを実際に目にすることができ、現場の空気を感じながら地元の産業を理解することができる。白山市が持つ産業のポテンシャルと、それを支える人々の働きに触れる体験は、地域に暮らす一人ひとりにとって大きな気づきを与えるものとなるだろう。
昼食は「道の駅めぐみ白山」で提供される予定で、地元の新鮮な食材を使った料理が用意される。参加者はここで一息つきながら、地場産品の魅力にも触れられる時間を過ごすことができる。この道の駅は観光客のみならず地域住民にとっても人気の高い施設であり、地域の農業や加工食品の現状を知る場としても重要な役割を果たしている。
今回の募集は先着順で、定員はわずか20名に設定されている。参加希望者は白山商工会議所への電話連絡で申し込みが可能で、受付は平日午前9時から実施されている。募集開始とともに申し込みが集中する可能性があるため、早めの手続きが推奨されている。
このような地域密着型のイベントは、企業や行政が市民と直接交流する貴重な場でもあり、今後の地域づくりにおける重要な要素の一つとされている。特に、地域で働く人々や学生、子育て世代にとって、地元の魅力や可能性に触れる機会は、将来の進路や生活設計にも影響を与えることがある。観光とは異なる視点から地域を見つめ直すことは、自分たちの住むまちに誇りを持ち、関わりを深めていく第一歩となるだろう。
白山商工会議所では今後もこうした取り組みを継続・発展させていく方針で、地域の企業や団体との連携をさらに強めながら、多様な企画を模索している。住民が地域の魅力を「知っているつもり」から「本当に知る」へと変えていくこのツアーは、まさにその一端を担うものであり、地域力の再発見に向けた実践的な場として期待されている。
⇒ 詳しくは白山商工会議所のWEBサイトへ