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2025年4月4日

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2025年12月14日、ふたご座流星群が極大!1時間に50個の流星が期待される夜

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ふたご座流星群が極大(2025年12月)(国立天文台)

2025年12月、夜空を彩るふたご座流星群が活動のピークを迎える。この流星群は、年間で最も安定した出現数を誇り、観測条件さえ整えば、1時間あたり50個近くの流星が流れることも珍しくない。2025年の極大は12月14日17時頃と予想されており、日本では14日夜から15日明け方にかけてが最も多くの流星を観測できる時間帯となる。さらに、極大の前夜にあたる13日夜から14日明け方も流星の出現数が多く、二夜連続で流星群を楽しむことができる。

流星群の観測には、放射点の高度や月明かりの影響が重要な要素となる。今回のふたご座流星群では、放射点が14日夜にはすでに高い位置にあるため、21時頃から流星が多く出現することが期待される。そして、23時から翌2時頃にかけては、放射点が最も高くなり、1時間あたり50個前後の流星が見える可能性がある。未明になると東の空から細い月が昇るが、月明かりの影響はそれほど強くないため、比較的良好な観測条件が続く。明け方にはやや流星の数が減るものの、それでも1時間あたり35個から45個程度の流星が期待される。

極大の前夜にあたる13日夜から14日明け方も、多くの流星が見られると予想される。特に、14日0時から4時頃にかけては、1時間に40個から45個の流星が流れる可能性があり、この時間帯も観測の好機となる。ふたご座流星群は、比較的速度の遅い流星が特徴であり、長い時間尾を引くものも多いため、観測には適した条件がそろっている。

流星を観測する際には、放射点を意識することが大切だ。放射点とは、流星がそこから放射状に広がるように見える点で、ふたご座流星群の場合はふたご座の方向に位置する。ただし、流星は放射点付近だけでなく、空全体に出現するため、広い範囲を見渡すことが重要である。また、流星は放射点から離れた位置で光り始めるため、視界を広くとることで、より多くの流星を観察することができる。

観測を成功させるためには、空の暗さも重要な要素となる。都市部では光害の影響が強いため、できるだけ街明かりの少ない場所を選ぶことが望ましい。理想的なのは、郊外の開けた場所や山間部など、周囲に強い照明がない場所である。また、観測を始める前に最低でも15分ほど目を暗闇に慣らすことで、より多くの流星を視認できるようになる。観察の際には、レジャーシートを敷いて寝転がったり、背もたれを倒せる椅子を使ったりすると、楽な姿勢で長時間観測を続けることができる。

12月の夜は気温が低く、防寒対策が欠かせない。長時間屋外で過ごすことになるため、厚手のコート、手袋、帽子、カイロなどを準備し、寒さをしのぐ工夫をすることが重要である。また、温かい飲み物を持参すると、冷え込みの厳しい夜でも快適に観測を続けることができる。防寒対策をしっかりと整え、流星観測を楽しむための準備を万全にしておくと良い。

ふたご座流星群は、他の流星群と比べても安定した出現数を誇るため、天体観測初心者にとっても観測しやすい流星群の一つである。流星がどのように発生するのか、どの方向に流れるのかを観察しながら、その神秘的な光の軌跡を楽しむことができるだろう。今回の流星群は、極大のタイミングが日本にとって好条件であるため、多くの流星を目にする絶好の機会となる。

2025年12月の夜空を彩るふたご座流星群。空を見上げ、夜空を駆ける流星を探しながら、その美しい瞬間を楽しんでみてはいかがだろうか。

⇒ 詳しくは大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台のWEBサイトへ

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