2025年6月15日
労務・人事ニュース
設備投資に最大10万円の利子補給、福知山市が令和8年3月末まで受付中
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最終更新: 2025年6月14日 22:38
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令和7年度 福知山市設備強化利子補給金(略称 マル6)
福知山市では、地域の小規模事業者による設備投資を後押しする目的で「令和7年度 福知山市設備強化利子補給金(通称マル6)」の制度を実施しています。この制度は、新たな設備導入に伴う金融機関からの融資に対し、その支払利息の一部を市が補助することで、事業者の資金負担を軽減し、地域経済の活性化につなげることを狙いとしています。補給対象となるのは、福知山市内に主たる事業所を構える小規模事業者で、市税に滞納がなく、他に同様の趣旨の利子補給制度を受けていない方が対象です。融資額は200万円以上1,250万円以下と定められており、その融資の償還期間は1年以上でなければなりません。また、融資の使途は設備投資に限定されており、運転資金や旧債返済を含むものは対象外となります。
利子補給金の額は、融資の初回から6回目までの支払利息を全額補填し、その上限は10万円です。申込期間は令和7年4月10日から令和8年3月31日までとされており、融資契約締結後30日以内に申込みを行う必要があります。申込は金融機関を通じて行い、必要書類としては、申込書、契約証書の写し、返済予定表、そして対象となる設備の見積書などが求められます。申込後は福知山市より受付通知とともに今後の申請手続きについての案内が送付され、利息支払が6回完了した段階で申請書を提出することで、最終的な交付が決定されます。
対象となる設備は、新設や生産能力の向上、省エネルギー化、省力化、合理化を目的としたものであり、建築基準法上の建築設備や会計上の機械装置が該当します。例えば、印刷機や工作機械、コンベアやクレーン、昇降機や換気設備などが含まれます。一方で、単なる既存設備の入れ替えや営業用車両などの車両本体は対象外です。また、制度の利用は1事業者あたり年度内に1回限りとされ、予算の範囲内で交付が行われるため、予算に達した場合は申込が早期に締め切られることもあります。
この制度は、事業拡大や生産性向上、新しい事業展開を図ろうとする事業者にとって非常に有益な支援策となっています。利子補給という形で直接的な資金支援が得られることで、設備投資への心理的・金銭的なハードルが下がり、結果的に地域産業全体の底上げにもつながると期待されています。起業したばかりの事業者や設備更新を検討中の経営者にとって、事前に金融機関との相談を含め、早めに準備を進めることが重要です。補給金の申請においては、書類の不備が原因で受付が遅れることもあるため、手続きの各ステップを丁寧に確認しながら進めていく必要があります。
⇒ 詳しくは福知山市のWEBサイトへ