2025年6月25日
労務・人事ニュース
令和7年 伊勢崎市が最大80万円補助!中小企業の技術革新を後押しする令和7年度チャレンジ補助
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「駅チカ」/准看護師・正看護師/内科/消化器内科/クリニック/夜勤なし
最終更新: 2025年6月24日 22:37
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介護職員福岡市早良区/福岡市営地下鉄七隈線/賀茂駅/福岡県
最終更新: 2025年6月25日 14:03
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「車通勤OK」/准看護師・正看護師/介護施設
最終更新: 2025年6月24日 22:37
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「駅チカ」/准看護師・正看護師/内科/消化器内科/クリニック/夜勤なし
最終更新: 2025年6月24日 22:37
令和7年 伊勢崎市ぐんま技術革新チャレンジ補助金(2次募集)
伊勢崎市では令和7年度の取り組みとして、地元中小企業の技術革新を支援するため、群馬県との連携により「ぐんま技術革新チャレンジ補助金(2次募集)」の申請受付を開始しました。この補助金は、市内に本社や事業拠点を構える中小企業が、新たな製品やサービスの開発、あるいは革新的な技術を用いた研究開発に着手する際の費用の一部を公的に支援する制度です。申請受付期間は、令和7年6月2日から6月30日午後5時までとされており、期間内に所定の書類を準備し、提出する必要があります。
補助の対象となるのは、資本金や従業員数の要件を満たした中小企業であり、製造業や建設業、卸売業、サービス業、小売業などの多様な業種が含まれています。例えば、製造業であれば資本金3億円以下または従業員300人以下、小売業であれば資本金5,000万円以下または従業員50人以下といった基準が設けられており、いずれかを満たせば対象となります。また、法人に限らず、個人事業主や協同組合も含まれており、地域の経済活動を幅広く支えることが意図されています。ただし、みなし大企業とされる法人や反社会的勢力と関係がある事業者については、制度の公正性を担保するため対象外とされています。
この補助金制度の大きな特徴は、ものづくりやサービスに関わる新技術や新製品、または地域資源を活かした製品開発といった“革新性”のある取り組みを評価して支援する点です。さらに、近年重要視されているデジタル技術の導入、あるいは事業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化に取り組んでいる事業については、審査時に加点評価が行われるため、より採択されやすくなっています。これは、地域産業の競争力強化やデジタル人材の育成という観点からも大変意義のある評価基準といえるでしょう。
補助金の内容としては、補助率が一般の中小企業で2分の1、小規模事業者については5分の4と設定されており、補助限度額は1件あたり最大で80万円とされています。この補助金は市と県がそれぞれ半分を負担するかたちで実施され、資金面での大きな後押しとなります。特に小規模事業者にとっては、補助率が高い分、自社資金の負担を大幅に軽減できるという利点があります。
申請にあたっては、必要書類を整えた上で電子申請、電子メール、郵送、または市役所への持参といういずれかの方法で提出が可能です。電子申請の場合は、経済産業省の電子申請システム「Jグランツ」を利用する形になりますが、こちらを利用するには事前に「GビズIDプライム」の取得が必要であり、申請までに2〜3週間かかることがあるため、早めの準備が肝心です。紙面での申請についても、伊勢崎市役所商工労働課が窓口となっており、群馬県への書類もあわせて提出することが求められています。
補助対象となる経費は、研究開発に必要な原材料費、機械装置や工具器具費、外部委託費、システム開発費、クラウドサービスの利用費、人件費の一部など多岐にわたり、自社で行うシステム開発の人件費も含まれる点が注目されています。加えて、補助金の交付を受けた事業については、終了後も継続して報告義務が課されており、成果の検証や経過報告を行うことが求められます。
このように、伊勢崎市が推進する「ぐんま技術革新チャレンジ補助金」は、単なる資金提供にとどまらず、地域の企業が将来的に持続可能な技術力や商品力を確立していくための強力な後押しとなる施策です。事業の初期段階から公的支援を受けることで、企業側はより安心して挑戦的な開発に取り組むことができ、地域全体の産業振興や雇用創出にもつながることが期待されます。地元での採用活動や新しい事業展開においても、こうした支援制度を活用している実績は大きな信頼につながるため、採用担当者にとっても非常に関心を持つべき内容といえるでしょう。
⇒ 詳しくは伊勢崎市のWEBサイトへ