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10月31日締切、令和8年まちゼミ参加店募集が本格スタート

この記事の概要

大牟田商工会議所は、令和8年2月14日から3月15日にかけて開催される「第6回おおむたまちゼミ」の参加店舗を募集しています。このイベントは市内事業所の店主や従業員が講師となり、専門知識や技術を無料で伝える少人数講座で、地域との交流と集客に貢献します。申込期限は令和7年10月31日までです。

大牟田市内の事業者が地域住民とのつながりを深める貴重な機会として、毎年高い評価を受けている「まちゼミ」が、令和8年も開催されることとなりました。主催する大牟田商工会議所では、現在このイベントに参加する店舗を広く募集しています。「まちゼミ」とは、地元の商店主や店舗スタッフが自ら講師となり、日常業務で培ってきた専門的な知識や技術、経験を地域の方々に無料で教えるという少人数制の講座です。講座の内容は店舗ごとに自由に設定され、過去には料理教室、健康講座、ビジネスマナー、生活の知恵など多岐にわたるテーマが実施されてきました。

この取り組みは単なる集客イベントではなく、地域に根ざした信頼関係の構築や店舗の認知度向上、さらには新規顧客の獲得にもつながるとして、多くの事業者にとっては非常に有効な販促活動の一環として活用されています。令和8年に開催される「第6回おおむたまちゼミ」は、令和8年2月14日から3月15日までの約1か月間にわたり、市内各所で多彩な講座が展開される予定です。講座の開催回数は1講座あたり最大6回まで実施可能であり、参加事業者はその範囲内で自由に日程を調整することができます。

参加にあたっては、講座1件ごとに参加費が発生します。大牟田商工会議所の会員事業所であれば1講座5,500円、非会員は6,500円、大型店舗に関しては1万円が必要となります。なお、令和7年10月16日に開催される「まちゼミ勉強会」に参加した事業者については、参加費が500円割引される特典も用意されています。この勉強会では、初めてまちゼミに申し込む事業者が講座の組み立て方や運営方法を学べる場となっており、参加が必須とされています。

特筆すべきは、地域全体に向けた情報発信の強化が図られている点です。大牟田商工会議所では、市内全世帯に約5万枚のチラシを配布するなど、大規模な広報活動を展開する計画を進めており、各講座の受講者確保に向けた強力な後押しとなります。これは、個々の事業者にとっては通常では実現しにくい大規模プロモーションの恩恵を受けられる絶好の機会といえるでしょう。

また、「まちゼミ」は、講師と受講者が直接対話できる形式で行われるため、普段の接客では得られないような深いコミュニケーションが生まれる場でもあります。これにより、単なるサービス提供の場ではなく、店舗や事業者に対する信頼感を醸成し、長期的な顧客関係の構築にもつながっていきます。実際に、これまでの開催では受講者のリピート来店や口コミによる新規顧客の来訪が確認されており、参加店舗からは高い満足度が寄せられています。

申込は、商工会議所のウェブフォームまたはFAX（0944-55-1111）で受け付けており、必要事項を記載した申込書の提出が求められます。締切は令和7年10月31日となっており、それまでに必要な準備と書類提出を済ませる必要があります。特に初めての参加者にとっては、勉強会の参加を通じて講座内容の企画や運営手順をしっかりと理解しておくことが、成功の鍵を握るポイントとなるでしょう。

まちゼミは、地域に根差したビジネス展開を目指す事業者にとって、単なる宣伝以上の価値を提供する施策です。人と人とのつながりを重視し、顔が見える関係を構築できることが、デジタル化が進む現代においてますます重要視されています。大牟田市という地域社会において、自社の魅力を再発見し、地元とのつながりを深めたいと考える事業者にとって、このイベントはまさに理想的な舞台となるでしょう。

この記事の要点

• 第6回おおむたまちゼミは令和8年2月14日から3月15日まで開催
• 講師は市内事業者の店主や従業員で、内容は自由に設定可能
• 参加費は会員5,500円、非会員6,500円、大型店舗は1万円
• 市内全戸に約5万枚のチラシを配布して広報を実施
• 申し込み締切は令和7年10月31日必着
• 勉強会出席で参加費が500円割引、初参加者は勉強会参加が必須
• 1講座あたり最大6回まで開催可能

⇒ 詳しくは大牟田商工会議所のWEBサイトへ