2025年10月21日
労務・人事ニュース
国内旅客943万人に回復、7月の航空利用者数が前年比2.2%増
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最終更新: 2025年10月20日 21:00
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航空輸送統計速報(令和7年7月分)(国交省)
この記事の概要
2025年7月における日本の航空輸送実績がまとまり、国内・国際ともに旅客・貨物輸送量は前年同月比で増加傾向を示しました。特に国際貨物輸送は前年比10%増と大幅な伸びを見せており、航空業界の回復傾向が統計からも明らかとなっています。
2025年7月分の航空輸送統計速報によると、国内および国際の航空輸送において旅客・貨物ともに前年同月と比べて増加が確認され、航空業界の回復傾向が継続していることが示されました。国内定期航空の旅客輸送量は943万1千人で、前年同月比2.2%の増加となりました。人キロベースでも902万6584千人キロと、前年から2.0%の伸びを記録しています。このように、国内における移動需要の回復が継続していることがうかがえます。座席利用率も80.0%と高水準で推移しており、航空会社の運航効率が回復基調にあることを裏付ける数値となっています。
一方、貨物輸送についても堅調な伸びが見られました。国内定期便における貨物輸送量は5万7139トン(郵便物や超過手荷物を含めた数値では6万5570トン)であり、前年同月比では7.2%増となっています。トンキロベースでは6251万1千トンキロ(同7173万1千トンキロ)で、前年同月と比較して8.2%の増加を記録しました。国内輸送における重量利用率は56.1%となっており、依然として改善の余地はあるものの、全体的には輸送需要が回復しつつあることを示しています。
国際航空輸送でも同様の傾向が確認されました。7月の国際航空旅客数は187万7千人となり、前年同月と比べて6.6%の増加となりました。人キロベースでは940万6524千人キロで、前年比9.1%の上昇と大きな伸びを見せています。これにより、国際便における座席利用率は79.9%と高い水準を維持しており、海外渡航需要の持ち直しが顕著になってきたことがわかります。
貨物輸送においてはさらに目覚ましい回復がみられ、国際便の貨物輸送量は14万4700トン(郵便物や超過手荷物を含むと14万8837トン)で、前年同月比で9.1%の増加となりました。トンキロベースでは8078万7100千トンキロ(同8248万2000千トンキロ)を記録し、こちらも前年から10.0%の伸びとなっています。重量利用率は70.3%に達しており、国際貨物市場の回復が鮮明に表れた結果といえるでしょう。
航空輸送における旅客および貨物の回復基調は、国内の経済活動や国際的な交流の再開と密接に関連しており、今後の動向も引き続き注視する必要があります。特に企業にとっては、物流戦略や出張ニーズの変化に伴う航空ネットワークの再構築に関する情報として、今回の統計は非常に重要です。旅客・貨物ともに前年比で着実に数字を伸ばしていることから、航空業界の回復が本格化しつつあることが裏付けられました。
この記事の要点
- 国内旅客輸送は943万人で前年比2.2%増加
- 国内座席利用率は80.0%に達し高水準を維持
- 国内貨物輸送は5万7139トンで前年比7.2%増
- 国際旅客輸送は187万人で前年比6.6%増加
- 国際旅客人キロは9406百万キロで前年比9.1%増
- 国際貨物トンキロは8078百万で前年比10.0%増加
- 国際貨物の重量利用率は70.3%と高水準
- 国内貨物の重量利用率は56.1%でやや回復傾向
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ