2025年12月4日
労務・人事ニュース
2025年12月6日開催 JR小倉駅で11時から16時開催、農福連携マルシェの魅力を紹介
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農福連携マルシェ in 北九州(北九州市)
この記事の概要
農業と福祉が連携する「農福連携」の取り組みを広げるため、北九州市で2025年12月6日にマルシェが開催される。福岡県内の障害者就労施設が関わった農作物などが販売され、14の団体が出店する。会場はJR小倉駅3階JAM広場で、抽選会やワークショップなどの同時イベントも実施される。
農業従事者の減少や耕作放棄地の増加といった地域が抱える課題に対し、障害のある方々が農業に携わることで労働力を補い、同時に就業機会を生み出す取り組みとして「農福連携」が注目を集めている。北九州市では、この取り組みの普及と認知を高めるため、福岡県内の障害者就労施設が生産や加工の過程に携わった農作物や商品を販売するマルシェを企画した。今回のイベントは地域と福祉が連携し、持続可能な農業と社会参加を促進する大きな機会となる。
マルシェは2025年12月6日の11時から16時まで、JR小倉駅3階のJAM広場で開催される。駅直結の場所での開催となるため、多くの市民が立ち寄りやすく、障害者就労施設の取り組みや魅力を広く知ってもらうことが期待されている。会場には福岡県内14団体が出店し、各団体が自信を持って生産した農作物や加工品などを通じて、地域とのつながりを深める。
出店団体は北九州市内のほか、赤村、苅田町、大牟田市、飯塚市、久留米市など福岡県内の幅広い地域から参加し、それぞれが特色ある商品を持ち寄る。農作物、加工食品、手作り製品など、障害のある方が関わった多様なアイテムが並び、利用者の働きや技術、日々の取り組みを知る機会にもつながる。来場者は商品の背景にあるストーリーを感じながら買い物を楽しむことができる。
マルシェでは、買い物だけでなく体験を楽しめる同時開催イベントも用意されている。出店事業所で商品を購入した来場者を対象に、先着60名限定の抽選会が行われ、買い物の楽しみをさらに広げる工夫がされている。また、障害福祉サービス事業所が実施する「迎春しめ縄づくり」のワークショップも開催され、先着50名まで無料で参加できる。季節を感じるものづくりの体験は、年末の訪れを身近に感じられる人気企画となりそうだ。
そのほか、福祉とアップサイクルを融合させたブランドであるフクシルシによるカップスリーブ付きコーヒーの無料配布も行われる。アップサイクル製品を通して環境配慮と福祉を結びつける取り組みが紹介され、参加者に新しい価値観を伝える場にもなる。無料で先着順となるため、早めの来場が推奨される。
このマルシェは、障害者就労施設の取り組みを直接知る機会として重要である。農福連携は、労働力不足を補うだけでなく、障害のある方の社会参加や経済的自立を支える仕組みとして全国的に広がりを見せている。北九州市がこうした取り組みを積極的に支援し、地域全体で理解を深める場を提供している点は地域福祉の向上に向けた大きな一歩となる。
今後も地域の農業や福祉を支える仕組みづくりには継続的な支援と連携が不可欠であり、今回のマルシェはその取り組みをさらに広げる契機となる。多くの市民が訪れることで、農福連携の価値がより広く共有され、地域全体で支え合う風土が根付いていくことが期待される。
この記事の要点
- 農福連携を紹介するマルシェを北九州市で開催
- 2025年12月6日11時から16時まで開催
- 会場はJR小倉駅3階JAM広場
- 福岡県内14団体が出店し農作物などを販売
- 先着60名の抽選会や50名のワークショップを実施
- アップサイクルブランドのカップスリーブ付きコーヒーを無料提供
⇒ 詳しくは北九州市のWEBサイトへ


