2026年4月9日
補助金・助成金, 労務・人事ニュース
千葉県が医療機器開発に最大10,000,000円補助、申請は2026年4月1日から4月20日まで
令和8年度千葉県医療機器等開発支援補助事業
千葉県は2026年度において、県内のものづくり中小企業による医療機器分野への参入を後押しするため、「医療機器等開発支援補助事業」の募集を開始した。医療や健康、福祉、介護分野に関連する製品の研究開発から実用化に至るまでを段階的に支援することで、新たな産業の創出と地域経済の高度化を図る施策として位置付けられている。
本事業は、製造販売業者などと連携しながら進める開発プロジェクトを対象としている点が特徴である。単独での技術開発にとどまらず、実際の市場投入を見据えた体制構築が求められており、実用性と事業性の両面を重視した制度設計となっている。対象となる企業は、主たる事業実施地が千葉県内にある中小企業者であり、同一内容で他の公的支援を受けていないことが条件となる。
支援内容は大きく2つに分かれている。1つは研究・製品開発に関する補助で、医療機器や健康関連機器の開発を行う事業に対して最大10,000,000円が支給される。事業期間は最長2年以内とされており、年度ごとに交付決定が行われる仕組みとなっている。もう1つは試験や承認に関する補助で、臨床試用や性能評価、薬事審査などに要する費用を対象に最大1,000,000円が支援される。この区分は1年以内の事業が対象となる。
いずれの区分においても補助率は対象経費の3分の2以内とされており、企業の自己負担を抑えながら開発を進められる点が大きなメリットといえる。特に医療機器分野は開発コストや規制対応の負担が大きいことから、本制度は参入障壁を下げる役割を担うと考えられる。
申請期間は2026年4月1日午前9時から4月20日午後5時までとされており、期限内必着での提出が必要となる。申請は原則としてオンラインで行う方式が採用されているが、やむを得ない場合には郵送や持参による提出も認められている。提出書類には申請書や事業計画書、財務資料、登記関連書類などが含まれ、事業の実現性や財務基盤を示す情報が求められる。
審査は段階的に実施され、初年度の事業については書類審査に加えてプレゼンテーション審査が行われる。審査委員との質疑応答を通じて、技術の新規性や市場性、事業化の見通しなどが総合的に評価される仕組みである。2年目の継続事業については書類審査が中心となる。
また、事業開始に先立ちオンラインでの説明会も実施されており、制度内容の理解を深める機会が提供されている。ただし、説明会への参加は採択の可否には影響しないとされている。
本補助事業は、医療機器分野における地域企業の競争力強化とともに、今後の成長が期待されるライフサイエンス分野への参入を後押しする重要な施策である。技術力を持つ中小企業にとっては、新たな事業領域に挑戦するための現実的な支援策として注目される。
補助金や助成金は年度ごとに募集内容が見直される場合があります。申請を検討している方は、最新の情報や受付状況について、募集のウェブページや実施機関に確認することを推奨いたします。また、募集が終了している場合もあるため実施機関にご確認ください。
⇒ 詳しくは千葉県のWEBサイトへ


