2026年4月19日
労務・人事ニュース
2026年1月時点で全国178,813施設に減少、病床数1,513,149床の医療体制
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最終更新: 2026年4月19日 04:21
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最終更新: 2026年4月19日 07:02
医療施設動態調査(令和8(2026)年1月末概数)(厚労省)
2026年1月末時点の医療施設の動向が公表され、全国の医療提供体制に関する最新の実態が明らかになった。今回の集計では、病院や診療所などの施設数と病床数の変化が前月との比較で整理されている。
全体の施設数は178,813施設となり、前月の179,060施設から247施設減少した。病床数についても1,513,149床となり、前月から685床減少しており、医療提供体制の規模がわずかに縮小していることが確認された。
病院に限定してみると、施設数は7,975施設で前月より6施設減少した。病床数も1,446,199床となり、468床減少している。内訳では一般病院が8施設減少する一方で、精神科病院は2施設増加しており、分野ごとの動きに違いが見られる。
病床の種類別では、療養病床が302床減少し263,724床となったほか、一般病床も144床減少して866,283床となった。精神病床は22床減少して310,941床となり、感染症病床と結核病床は前月と同水準で推移している。
一般診療所については、施設数が105,515施設となり、前月から89施設減少した。病床数も66,886床で221床減少している。有床診療所は24施設減少し5,093施設となり、無床診療所も65施設減少して100,422施設となった。
歯科診療所の施設数は65,323施設で、前月より152施設減少した。一方で病床数はわずかに増加し、4床の増加となっている。全体として、施設数の減少が複数の分野で共通して見られる結果となった。
開設者別の状況では、医療法人による施設が病院で5,566施設と大きな割合を占めており、病床数でも817,192床と中心的な役割を担っている。また、個人開設の一般診療所は38,078施設と多く、地域医療を支える基盤となっている。
都道府県別にみると、施設数や病床数には地域差が見られる。例えば東京都では病院が623施設、一般診療所が15,445施設と全国でも多い水準となっており、人口集積地における医療需要の高さが反映されている。
一方で地方では施設数が相対的に少ない地域もあり、医療資源の配置にばらつきが存在している。北海道では病院が516施設、一般診療所が3,403施設となっており、広域分散型の地域特性が数値にも表れている。
また、時系列でみたグラフでは、病院の病床数が中長期的に減少傾向にあることが示されている。ページ下部の推移図からは、2024年以降も緩やかな減少が続いている様子が確認できる。
今回の結果からは、医療施設数と病床数がともに減少傾向にある一方で、地域や分野による違いが明確に存在することが読み取れる。限られた医療資源をどのように配置し、効率的に活用するかが今後の重要な課題となる。
医療提供体制の維持と質の確保に向けては、人口動態や地域特性を踏まえた対応が求められる状況にある。今回の統計は、今後の医療政策や人材配置を検討する上で重要な基礎資料となる。
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


