2026年7月11日
補助金・助成金, 労務・人事ニュース
神奈川県が介護職員研修を支援 実務者研修に最大40,000円補助
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最終更新: 2026年7月10日 14:05
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最終更新: 2026年7月11日 04:35
令和8年 神奈川県 介護職員研修受講促進支援事業費補助金
神奈川県は、介護人材の確保と育成を推進するため、令和8年度の「介護職員研修受講促進支援事業費補助金」を実施しています。この制度は、介護事業者が職員の資格取得やスキル向上を目的として研修受講料を負担した場合や、研修期間中の人員確保のために代替職員を配置した場合に、その費用の一部または全部を補助するものです。介護現場における人材育成と安定的なサービス提供の両立を支援する取り組みとして活用が期待されています。
対象となるのは、神奈川県内に所在する介護保険法に基づく指定介護サービス事業者および施設の開設者です。介護人材不足が全国的な課題となる中、従業者の資格取得や専門性向上を支援することで、介護サービスの質の向上と職場定着を促進することが目的とされています。
補助制度には、受講料負担に対する支援と代替職員配置に対する支援の2種類があります。まず研修受講料支援事業費補助では、介護事業者が職員の受講料を負担した場合、その費用の3分の1が補助されます。対象となる研修は、介護職員初任者研修、実務者研修、生活援助従事者研修、介護福祉士基本研修、認定介護福祉士養成研修です。
補助上限額は研修ごとに設定されています。介護職員初任者研修は1人あたり24,000円、実務者研修は40,000円、生活援助従事者研修は12,000円、介護福祉士基本研修は11,000円、認定介護福祉士養成研修は37,000円となっています。事業者が直接研修機関へ支払った受講料のほか、従業者が負担した受講料に対して支給した支援金も補助対象となります。
また、介護職員初任者研修および生活援助従事者研修については、介護職員として採用予定の人材に対して受講料を負担した場合も補助対象に含まれています。人材確保と育成を同時に進めたい事業者にとって利用しやすい制度設計となっています。
もう1つの制度である代替要員確保対策事業費補助では、職員が研修を受講している期間中に代替職員を配置した場合、その費用が補助対象となります。補助額は事業者が負担した費用相当額であり、対象経費には給与や報酬、賃金、通勤手当、社会保険料、派遣料などが含まれます。
補助上限額は研修内容によって異なります。介護職員初任者研修は65,000円、実務者研修は39,000円、生活援助従事者研修は30,000円、介護福祉士基本研修は20,000円、介護福祉士ファーストステップ研修は56,000円、認定介護福祉士養成研修は60,000円が上限です。代替職員については、新たに雇用した場合だけでなく、派遣職員を活用した場合や既存の非常勤職員によって補完した場合も対象となります。
対象となる事業は、2026年4月1日以降に着手し、2027年3月31日までに研修修了および費用支払いが完了するものです。補助を希望する事業者は、事業着手日を正確に把握する必要があります。事業着手日は研修開始日、受講料支払日、支給金支払日、代替職員の初回配置日のうち最も早い日と定められています。
2026年4月1日から2026年6月30日までに事業着手を予定している事業者は、事前着手届の提出が必要です。2026年4月に着手する場合の提出期限は2026年3月26日となっています。また、2026年5月から6月に着手する場合は、事業着手日の1週間前までに提出しなければなりません。
その後の交付申請については、事前着手届を提出した事業者は2026年6月30日必着で申請書類を提出する必要があります。一方で、2026年7月1日以降に事業着手する場合は、事業着手日の1か月前までに交付申請を行うことが求められています。
ただし、補助金には予算上の制約があり、申請額の合計が予算額を超えた場合には先着順で受付が行われます。そのため、事前着手届を提出していても必ず補助対象となるわけではありません。予算状況によっては申請受付が早期終了する場合もあるため、制度利用を検討している事業者は早めの準備が重要です。
介護業界では資格取得支援やキャリア形成支援が人材確保の大きな要素となっています。一方で、職員が研修に参加する際には人員配置の調整や代替職員の確保が課題となるケースも少なくありません。今回の補助制度は、受講料負担と代替人員確保の両面を支援することで、事業者が計画的に人材育成を進められる環境づくりを後押しする内容となっています。
介護サービスの質向上と職員の専門性強化を目指す事業者にとって、本制度は経費負担を軽減しながら研修受講を促進できる有効な支援策といえます。対象となる研修内容や申請時期を確認し、自社の人材育成計画に合わせて活用を検討してみることが重要です。
補助金や助成金は年度ごとに募集内容が見直される場合があります。申請を検討している方は、最新の情報や受付状況について、募集のウェブページや実施機関に確認することを推奨いたします。また、募集が終了している場合もあるため実施機関にご確認ください。
⇒ 詳しくは神奈川県のWEBサイトへ


