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2026年7月8日

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2026年6月、北九州市がニセ電話詐欺への警戒を呼びかけ、詐欺電話の約6割を占める国際電話への対策を推奨

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ニセ電話詐欺にご注意ください(北九州市)

北九州市は2026年6月11日、全国的に被害が急増しているニセ電話詐欺への注意を呼びかけました。詐欺の手口は年々巧妙化しており、「自分は大丈夫」と考えている人も決して他人事ではないとして、市民に対して警戒を強めるよう求めています。

これまでニセ電話詐欺は高齢者を狙った犯罪というイメージが強くありました。しかし現在は、スマートフォンを日常的に利用する若い世代の被害も増加しています。インターネットやSNSの普及によって接触手段が多様化し、あらゆる年代が被害に遭う可能性がある状況となっています。

詐欺の犯人は、家族や公的機関の関係者を装った電話をかけるほか、SNSやウェブ広告なども悪用しながら接触を図ります。不安をあおったり、緊急性を強調したりすることで冷静な判断力を失わせ、金銭をだまし取ろうとするケースが後を絶ちません。

市では、少しでも不審に感じた場合には、1人で判断したり対応したりしないことが重要だとしています。電話やメッセージの内容に違和感を覚えた際には、家族や周囲の人、警察へ速やかに相談することが被害防止につながると呼びかけています。

被害を未然に防ぐための具体的な対策として、国際電話の利用制限が紹介されています。市によりますと、詐欺電話のおよそ6割は国際電話から発信されているとされており、海外との通話が不要な家庭では、固定電話の国際電話機能を停止する方法が有効とされています。

固定電話やひかり電話については、海外との発着信を無償で休止できる制度があります。普段から国際電話を利用しない人にとっては、犯人との接触機会そのものを減らす手段として活用が期待されています。なお、再び国際電話を利用する場合には、所定の手続きが必要になります。

また、固定電話だけではなく、携帯電話を狙った特殊詐欺も急増しています。犯人から直接電話を受けないための対策として、国際電話番号などを識別し、着信を制限する機能を備えたアプリの利用も紹介されています。スマートフォンが生活に欠かせないツールとなっている現在、日頃から設定内容を確認することの重要性が高まっています。

SNSを通じた被害への注意も必要です。特に、メッセージアプリの機能を悪用した勧誘によって、投資話や副業を装った詐欺に誘導される事例が多発しています。市では、友だち追加に関する設定を見直すことで、見知らぬ相手からの一方的な追加やグループへの招待を防ぐ対策を紹介しています。

こうした被害は、巧妙な言葉遣いや心理的な誘導によって進められることが少なくありません。普段は冷静に判断できる人であっても、突然の連絡に動揺し、正常な判断が難しくなる場合があります。そのため、「おかしい」と感じた段階で誰かに相談することが、被害を防ぐうえで非常に重要なポイントとなります。

相談先としては、警察の相談専用電話「#9110」が案内されています。緊急性が高い場合は110番通報が必要となりますが、詐欺かどうか判断に迷う場合や不安を感じた際には、専門機関へ相談することで適切な助言を受けることができます。

さらに、防犯意識を高める取り組みとして、実際に起こり得る詐欺の流れを疑似体験できる防犯アプリも紹介されています。被害の手口を事前に知ることで危険を察知する力を養い、冷静な対応につなげることが期待されています。犯罪の手口を理解することは、自分自身だけでなく家族を守ることにもつながります。

ニセ電話詐欺は、決して特定の世代だけを狙う犯罪ではありません。電話、スマートフォン、SNSなど、私たちの身近なコミュニケーション手段が悪用されるなか、誰もが被害者になり得る時代を迎えています。日頃から防犯対策を講じるとともに、不審な連絡には慎重に対応する姿勢が求められています。

被害を防ぐためには、犯人と接触しない環境づくりと、困ったときに相談できる関係性を築いておくことが欠かせません。北九州市は、市民一人ひとりが詐欺の手口を正しく理解し、適切な対策を講じることで、大切な財産や暮らしを守ってほしいと注意を呼びかけています。

⇒ 詳しくは北九州市のWEBサイトへ

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