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2026年7月12日

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2025年度の全国水生生物調査で90%が「きれいな水」または「ややきれいな水」と判定された河川環境の現状

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川の生きものを見つけよう! ~令和7年度全国水生生物調査結果のとりまとめ~(国交省)

2026年6月18日、全国の河川で実施された2025年度の全国水生生物調査の結果が公表されました。この調査は川に生息する水生生物を指標として河川の水質を総合的に評価するもので、地域住民や学校、各種団体など多くの参加者の協力によって毎年実施されています。

全国水生生物調査では、サワガニやカワゲラ類など川の中に生息する29種類の水生生物を指標生物として活用しています。調査では実際に河川で生きものを採集し、生息している種類を確認することで水質を判定します。水質は「きれいな水」「ややきれいな水」「きたない水」「とてもきたない水」の4段階に分類され、河川環境の状況を把握するための重要な指標として活用されています。

2025年度の調査には34,417人が参加しました。前年度の38,444人と比較すると減少したものの、多くの住民や団体が河川環境への関心を持ちながら調査に参加したことが分かります。参加団体数は1,010団体、調査地点数は1,337地点となり、全国各地の河川で調査が行われました。

河川の種類別にみると、一級河川の国管理区間では12,518人が参加し、304団体が335地点を調査しました。一方、それ以外の河川では21,899人が参加し、706団体が1,002地点で調査を実施しています。地域に根差した幅広い活動によって、全国規模で河川環境の実態把握が進められました。

調査結果によると、全調査地点の62%が「きれいな水」と判定されました。また、「ややきれいな水」は28%となっており、この2区分を合わせると全体の90%を占めています。この割合は前年度と同じ水準となり、全国の河川の多くで比較的良好な水環境が維持されている状況が確認されました。

一級河川に限って見ると、「きれいな水」と判定された地点は67%に達しました。「ややきれいな水」は27%となり、両者を合わせると94%を占めています。一級河川では高い割合で良好な水質が維持されていることが今回の調査から明らかになりました。

一方で、それ以外の河川では「きれいな水」が60%、「ややきれいな水」が28%となりました。両者を合わせると88%となり、こちらも大部分の地点で比較的良好な水質が確認されています。ただし、「きたない水」は4%、「とてもきたない水」は3%となっており、一部では引き続き水環境の改善が求められる状況もみられました。

全調査地点の結果では、「きたない水」が4%、「とてもきたない水」が2%となっています。また、指標生物が確認できなかったなどの理由による判定不能地点は4%でした。全国的には良好な水質を示す地点が多数を占める一方で、一部地域では継続的な環境保全や水質改善の取り組みが重要であることも示されています。

この調査の特徴は、専門的な機器による分析だけではなく、生きものの生息状況から河川環境を評価する点にあります。水生生物は水質の変化に敏感であり、生息する種類によって河川の状態を知ることができます。そのため、地域住民が自然と触れ合いながら環境への理解を深める機会にもなっています。

2026年度についても4月から10月を中心に調査が実施されています。地域住民や学校、各種団体など幅広い参加が呼びかけられており、身近な川に生息する生きものを調べることで河川環境への関心を高める取り組みが続けられています。

今回公表された2025年度の結果では、全国1,337地点のうち90%が「きれいな水」または「ややきれいな水」と判定されました。この結果は前年度と同じ水準であり、多くの河川で良好な水環境が維持されていることを示しています。河川は地域の生活や生態系を支える重要な存在であり、今後も継続的な調査と環境保全活動の重要性が高まりそうです。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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