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2026年8月12日

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2025年の0歳死亡確率は男性で悪性新生物25.41%、女性で老衰21.74%となった死因分析から考える企業の健康管理

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令和7(2025)年簡易生命表の概況 死因分析(厚労省)

2025年の簡易生命表を基に、主要な死因ごとの死亡確率と、特定の死因がなくなった場合に平均余命がどの程度延びるかを分析した結果がまとまりました。死亡確率は、ある年齢の人が将来どの死因で亡くなるかを生命表上で計算し、割合で示したものです。

0歳時点の男性では、将来の死因として悪性新生物が25.41%で最も高く、次いで心疾患が13.60%、老衰が9.02%、肺炎が6.26%、脳血管疾患が6.03%となりました。その他の死因は39.69%を占めています。

女性の0歳時点では、老衰が21.74%で最も高く、悪性新生物が18.95%、心疾患が14.42%、脳血管疾患が6.33%、肺炎が4.58%と続きました。その他の死因は33.98%となっています。

65歳時点の男性では、悪性新生物の死亡確率が25.38%、心疾患が13.60%、老衰が10.02%でした。女性は老衰が23.00%、悪性新生物が17.43%、心疾患が14.88%となり、0歳時点より老衰の割合が高まっています。

75歳時点では、男性の悪性新生物が23.06%、老衰が11.66%、心疾患が13.72%でした。女性は老衰が24.57%で最も高く、心疾患15.26%、悪性新生物15.35%となり、年齢による死因構成の変化が表れました。

90歳時点では、男性の老衰が20.69%で最も高く、心疾患15.08%、悪性新生物14.30%と続いています。女性も老衰が33.53%で最も高く、心疾患16.09%、悪性新生物9.03%となりました。

年齢が上がるにつれて、男女とも悪性新生物の死亡確率が低くなり、老衰の割合が高まる傾向が確認されています。一方、心疾患、脳血管疾患、肺炎については、0歳、65歳、75歳、90歳の間で大きくは変わらない結果です。

前年と比較すると、悪性新生物の死亡確率は、男性では0歳と65歳、女性では0歳、65歳、75歳で低下しました。心疾患と脳血管疾患は、男女とも0歳、65歳、75歳、90歳のすべてで前年を下回っています。

一方、肺炎と老衰の死亡確率は、男女ともすべての年齢で前年より上昇しました。男性の0歳時点では肺炎が5.89%から6.26%、老衰が8.39%から9.02%へ高まっています。

女性の0歳時点でも、肺炎は4.35%から4.58%、老衰は20.75%から21.74%へ上昇しました。90歳では、女性の老衰が32.31%から33.53%となり、1.22ポイント増えています。

悪性新生物、心疾患、脳血管疾患を合わせた0歳時点の死亡確率は、男性45.03%、女性39.70%でした。生まれた人のうち、男性では4割を超え、女性ではおよそ4割が将来これら3つの死因で亡くなる計算です。

この3つの死因を合わせた死亡確率は、前年と比べて男女ともすべての年齢で低下しました。男性の0歳では45.41%から45.03%、女性は40.29%から39.70%へ下がっています。

死因分析では、特定の死因がなくなったと仮定した場合、平均余命がどの程度延びるかも計算されています。この数値は、その死因によって失われた平均余命を示すもので、各死因が寿命へ与える影響を測る目安となります。

0歳時点で悪性新生物を除いた場合、平均余命は男性で3.07年、女性で2.66年延びる計算です。主要死因の中では男女とも最も大きく、悪性新生物が平均余命に与える影響の大きさが示されました。

男性の0歳時点では、心疾患を除くと1.36年、脳血管疾患では0.64年、肺炎では0.45年、老衰では0.47年延びる結果です。女性は心疾患1.08年、脳血管疾患0.55年、肺炎0.30年、老衰1.25年となりました。

90歳時点では、男女とも老衰を除いた場合の延びが最も大きく、男性0.77年、女性1.56年でした。次いで心疾患が男性0.53年、女性0.64年、悪性新生物が男性0.53年、女性0.38年となっています。

悪性新生物、心疾患、脳血管疾患の3つを同時に除いた場合、0歳時点の平均余命は男性で5.84年、女性で4.77年延びる計算です。65歳では男性4.77年、女性3.77年となりました。

75歳時点では、3つの死因を除いた場合の平均余命の延びが男性3.60年、女性3.02年でした。90歳でも男性1.47年、女性1.42年となり、高い年齢においても一定の影響が確認されています。

ただし、3つの死因を同時に除いた場合の数値は、それぞれを単独で除いた数値の単純な合計とは一致しません。3つすべてによる死亡が発生しない条件で計算するため、個別に除いた場合とは前提が異なります。

前年との比較では、悪性新生物を除いた場合の平均余命の延びは、男女とも0歳と65歳で短くなり、75歳と90歳では長くなりました。心疾患と脳血管疾患はおおむね短く、肺炎と老衰は男女とも長くなっています。

今回の結果からは、若い年齢では悪性新生物の影響が大きく、高齢になるにつれて老衰の比重が高まる構造が読み取れます。採用や人員配置を考える企業にとっても、年齢層の広がりを前提に健康管理や就業継続を検討する材料となります。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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