2025年12月9日
労務・人事ニュース
480万票超の大規模投票で日本が首位、英国旅行誌ランキング最新結果
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最終更新: 2025年12月9日 01:30
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最終更新: 2025年12月9日 08:10
日本が英国有力旅行雑誌で「世界で最も魅力的な国」に選出!(JNTO)
この記事の概要
英国の有力旅行雑誌が実施した読者投票「リーダー・トラベル・アワード」において、日本が「世界で最も魅力的な国」第1位に選ばれた。日本が1位となるのは2012年以来13年ぶりで、同ランキングでは東京が都市部門で第2位、北海道が地域部門で第7位となった。2025年は読者208,000人が参加し、480万票以上が投じられた大規模投票となり、日本の文化や美食も高く評価されている。
英国の旅行雑誌が2025年11月5日に発表した読者投票ランキングで、日本が「世界で最も魅力的な国」の第1位に選出された。この投票は長年にわたり世界各国の旅行先を独自に評価してきたものであり、今回は過去最多となる208,000人が参加し、総投票数は480万票を超えた大規模なものとなった。読者による選定で日本が最高評価を得たのは2012年以来13年ぶりで、再び首位となったことは、世界的な旅行市場における日本の存在感が強まっていることを示している。
今回のランキングでは、日本は国としての魅力度だけでなく、都市や地域としても高い評価を受けている。都市部門では東京が第2位となり、その独自性や多様性が世界の旅行者から強く支持されている。地域部門では北海道が第7位に選ばれ、自然環境の豊かさや季節ごとに異なる体験価値が評価されている。こうした複数のカテゴリーでの上位ランクインは、日本が観光地として幅広く支持されていることを改めて示す結果となった。
文化と美食のカテゴリーでも、日本はそれぞれ第4位に選ばれた。伝統文化が息づく街並みや、長い歴史を背景に育まれた食文化が旅行者の心をつかみ、訪れた人々が楽しめる体験の幅広さが高く評価されたとみられる。革新性と精密さ、そして伝統が共存する日本の特徴は、国際的な視点から見ても魅力的な要素として評価の対象となり続けている。
このランキングを発表した雑誌は、印刷版とデジタル版を合わせ英国で最大規模の旅行媒体であり、読者の意見が直接反映される形で順位が決定される。年に22のカテゴリーを設け、世界およびヨーロッパの国や都市、島、地域などを対象として毎年選出を行っている。2025年の投票は過去最大規模となり、ランキング結果は信頼性の高いデータとして位置づけられている。授賞式はロンドンのナショナルギャラリーで行われ、世界中の観光関係者が注目するイベントとなった。
日本が再び首位を獲得した背景には、訪日旅行の広がりとともに、これまであまり知られてこなかった地域への関心が高まっていることが挙げられる。都市部だけでなく、地方の自然や文化、伝統工芸、そして地域独自の食文化が世界の旅行者に受け入れられ、幅広い層から注目を集めている。これまでに比べて深い旅のスタイルが好まれるようになり、日本の幅広い魅力がより正確に評価される土壌が整いつつある。
こうした結果は、日本全体の観光力の強さを示すものであり、今後の国際観光戦略にも大きな意味を持つ。多数の読者が選んだ結果として、世界の中で日本が魅力的な存在として確立されたことは、日本を訪れる観光客の増加や観光業界の発展に寄与する可能性が高い。今回示された評価は、国としての魅力にとどまらず、都市や地域の個性が国際的に支持されていることを裏付けるものでもある。
この記事の要点
- 日本が「世界で最も魅力的な国」第1位に選出
- 選出は2012年以来13年ぶり
- 都市部門で東京が第2位
- 地域部門で北海道が第7位
- 文化と美食で日本が第4位
- 投票参加者は208,000人
- 総投票数は480万票以上
⇒ 詳しくは日本政府観光局のWEBサイトへ


