2026年1月7日
労務・人事ニュース
改正建設業法全面施行を受け通報体制を強化、令和7年12月15日に駆け込みホットライン機能拡充
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最終更新: 2026年1月8日 02:16
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「駆け込みホットライン」(建設業法違反通報窓口)の機能を拡充しました! ~適正な労務費等の確保等に向けた建設Gメン等の取組を推進~(国交省)
この記事の概要
令和7年12月15日、建設業法違反に関する通報窓口である「駆け込みホットライン」の機能拡充が公表されました。改正建設業法の全面施行を受け、情報収集フォームの新設や相談先確認機能の強化などが行われ、労務費の適正確保や不適切な取引の是正に向けた体制が整備されました。匿名性に配慮しながら、より多くの情報提供が可能となります。
建設業分野では、これまで電話やメールを通じて建設業法違反に関する情報を受け付けてきました。提供された情報は、匿名性に十分配慮した上で、調査の端緒となる情報や、関係する行政機関への情報提供として活用されてきました。こうした仕組みは、現場の実態を把握する重要な役割を果たしています。
今回の機能拡充は、改正建設業法が全面施行されたことを受けて実施されました。新たなルールを含め、建設業法違反の可能性がある取引に関する情報を、より幅広く収集できる環境を整えることが目的とされています。これにより、適正な労務費の確保や公正な取引環境の形成が一層促進されます。
改正法では、労務費に関する基準を著しく下回る見積りや変更依頼の禁止、総価による原価割れ契約や工期を過度に短縮する取引の禁止などが定められています。こうした行為は、現場の働く環境や安全性に大きな影響を与えるため、早期の把握と是正が重要とされています。
新たに開設された情報収集フォームにより、時間や場所を問わず、スマートフォンなどから建設業法違反の疑いがある取引行為について情報提供が可能となりました。これまでよりも手続きが簡素化され、現場で感じた違和感や問題点を伝えやすい環境が整えられています。
あわせて、建設業に関する通報や相談先を確認できる仕組みも新設されました。数問程度の簡単な質問に答えることで、相談内容に応じた適切な窓口を確認できるため、どこに相談すべきか分からないといった不安の軽減につながります。
電話による相談についても、自動応答サービスが導入されます。令和8年3月まで段階的に試行され、プッシュダイヤルを操作することで、内容に応じた相談先の案内を受けられる仕組みとなっています。これにより、利用者の負担軽減と案内の効率化が図られます。
さらに、建設業法令遵守に関する情報を集約したポータルサイトも新設されました。違反事例や許可要件、申請先、よくある質問などが分かりやすく整理されており、制度理解の促進と自主的な法令遵守を支える役割を担います。
今回の機能拡充は、建設業界全体の健全な取引環境を守るための基盤強化といえます。採用や人材確保においても、法令遵守や労務管理への姿勢が重視される中、透明性の高い相談体制の整備は、業界の信頼性向上につながる取り組みとして注目されます。
この記事の要点
- 改正建設業法の全面施行を受けて通報窓口の機能が拡充された
- スマートフォン対応の情報収集フォームが新設された
- 相談先を簡単に確認できる仕組みが導入された
- 電話による自動応答サービスが令和8年3月まで試行される
- 法令遵守に関する情報を集約したポータルサイトが新設された
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ


