2025年1月29日
労務・人事ニュース
大人も安心して座れる段ボールイスの作り方と災害時の活用法
段ボールで簡単に作れる!災害時に必要なイスや机の作り方ガイド
警視庁警備部災害対策課は、災害時に役立つ工夫として、以前紹介された「段ボールで作るイスやベッド」に続き、新たな段ボールを活用したイスの作り方を提案しました。この方法は特別な工具や材料を必要とせず、家庭にあるもので簡単に作れるのが特徴です。
作り方は、段ボールの蓋部分に着目します。まず、長辺の蓋を切り取り、中央部分から内側に折り曲げます。さらに、強度を増すために折り曲げた部分を紐で結ぶと、しっかりと固定できます。残った短辺の蓋も折り合わせて、全体を組み立てれば完成です。このイスは、簡易的な構造でありながら、大人が座っても安定感があり、災害時の応急的な家具として十分機能します。
さらに、この方法を応用すれば、大きめの段ボールを使って机を作ることも可能です。災害時には家具や物資が不足しがちですが、身近な素材で代替品を作ることができれば、避難生活の質を向上させる一助となります。この取り組みは、限られた資源を活用し、実用性と手軽さを両立させた工夫として評価されています。
警視庁警備部災害対策課は、今後も市民が日常的に備えを意識しやすいアイデアを発信していく予定です。このような取り組みが広がれば、多くの人々が災害時に冷静に対応できる環境作りに貢献できるでしょう。段ボールの有効活用法に関心を持った方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
⇒ 詳しくは警視庁警備部災害対策課のXアカウントへ