2026年3月17日
労務・人事ニュース
2025年12月延べ宿泊者数5,359万人泊・前年同月比-4.2%
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宿泊旅行統計調査(2025年12月・第2次速報、2026年1月・第1次速報)(観光庁)
2026年2月27日、宿泊旅行統計調査の2025年12月第2次速報および2026年1月第1次速報が公表された。観光動向を把握する基礎統計として毎月実施されているもので、全国の宿泊施設を対象に延べ宿泊者数や客室稼働率などを推計している。
2025年12月の延べ宿泊者数は5,359万人泊で、前年同月比は-4.2%であった。2026年1月は4,628万人泊となり、前年同月比は-5.3%となっている。なお、2026年1月の数値は第1次速報値であり、今後公表予定の第2次速報で変更となる可能性がある。
日本人延べ宿泊者数は、2025年12月が3,812万人泊で前年同月比-4.9%、2026年1月は3,308万人泊で前年同月比-1.9%であった。外国人延べ宿泊者数は、2025年12月が1,547万人泊で前年同月比-2.3%、2026年1月は1,320万人泊で前年同月比-12.9%となっている。
2025年12月の延べ宿泊者全体に占める外国人の割合は28.9%であった。外国人延べ宿泊者数を三大都市圏と地方部で比較すると、三大都市圏は前年同月比-4.9%、地方部は+2.8%となっており、地域によって動向に差がみられる。
都道府県別に2025年12月の延べ宿泊者数をみると、東京都が9,579,020人泊で最も多く、次いで大阪府4,418,280人泊、北海道3,872,540人泊、京都府2,815,060人泊、神奈川県2,575,340人泊となっている。前年同月比では、青森県が+22.0%、島根県が+18.9%、神奈川県が+14.6%など増加がみられる一方、群馬県-20.7%、沖縄県-15.9%など減少した地域もある。
日本人延べ宿泊者数を都道府県別にみると、青森県が+22.0%と最も高い伸びを示し、島根県+17.1%、神奈川県+13.6%、宮崎県+11.0%、岐阜県+10.5%が続いた。外国人延べ宿泊者数では、島根県+100.9%、三重県+66.7%、福井県+52.7%など大きな増加がみられる一方、大阪府-17.6%、沖縄県-26.1%など減少も確認されている。
2025年12月の客室稼働率は、全体で59.7%であった。施設タイプ別では、旅館35.3%、リゾートホテル53.7%、ビジネスホテル73.6%、シティホテル73.0%、簡易宿所24.6%となっている。2026年1月の全体稼働率は53.1%であった。
2025年12月に客室稼働率が80.0%を超えた都道府県は、リゾートホテルで1箇所、ビジネスホテルで3箇所、シティホテルで1箇所であった。また、全体の稼働率では東京都が78.9%と全国で最も高い水準となっている。
国籍別の外国人延べ宿泊者数では、2025年12月は韓国が1,900,180人泊で14.1%を占め第1位、台湾1,873,310人泊で13.9%、中国1,555,610人泊で11.6%、米国1,323,310人泊で9.8%、シンガポール880,840人泊で6.6%が続いた。上位5か国・地域で全体の56.0%を占めている。
前年同月比では、外国人延べ宿泊者数全体で+1.6%となった。国別ではロシア+104.9%、イタリア+50.0%、インド+42.6%など大きな増加がみられる一方、中国は-36.4%となっている。
なお、2026年1月調査からは統計精度向上のため、層化基準が従業者数から客室数へ変更された。これに伴い、前年同月比や前年差には見直しの影響が含まれる可能性がある。速報値であることも含め、データ活用にあたっては統計の性質を踏まえた慎重な解釈が求められる。
⇒ 詳しくは観光庁のWEBサイトへ


