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2026年4月12日

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令和7砂糖年度で分蜜糖445.8千トンと異性化糖219.0千トンの四半期需要が示す消費構造の変化

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令和7砂糖年度の「砂糖及び異性化糖の需給見通し」について(厚労省)

農林水産省は2026年3月25日、令和7砂糖年度における砂糖および異性化糖の需給見通しを公表した。あわせて、同年度の4月から6月期における消費動向についても示され、関係事業者が需給バランスを把握するための基礎資料として活用される。

この見通しは、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」に基づき、四半期ごとに策定されているものである。消費量や供給量の動向を明らかにすることで、生産者や製造業者、実需者など幅広い関係者の意思決定を支える役割を担っている。

令和7砂糖年度の分蜜糖の消費量は1,750千トンと見込まれ、前年と比べて0.2%増、数量では3千トンの増加となる見通しとなった。直近の4月から6月期では445.8千トンと予測され、過去の四半期別の動向を踏まえた水準が示されている。

一方で、含蜜糖の消費量は年間で37千トンと見込まれ、前年より5.4%減少する見通しとなった。4月から6月期では10.0千トンとされ、全体として縮小傾向が続いていることがうかがえる。加糖調製品についても同様に減少が見込まれ、年間347千トンで前年比4.4%減、4月から6月期では82.5千トンと予測されている。

これに対し、異性化糖の消費量は増加傾向が示された。年間では780千トンと見込まれ、前年から1.8%増加し、数量では14千トンの増加となる。4月から6月期においても219.0千トンとされ、清涼飲料などでの利用を背景に安定した需要が続く見通しだ。

供給面では、国内産糖が年間641千トン、4月から6月期で40.3千トンとされている。輸入糖は年間1,152千トン、同期間では350.3千トンと見込まれ、国内需要を補う重要な供給源となっている。加糖調製品および異性化糖は、それぞれ消費量と同水準の供給が見込まれている。

砂糖年度は毎年10月1日から翌年9月30日までの期間を指し、今回の見通しもこの区分に基づいて算定されている。分蜜糖は上白糖やグラニュー糖など一般的に流通する砂糖を指し、含蜜糖は黒糖など糖蜜を分離しない製品を意味する。また、異性化糖はぶどう糖と果糖を主成分とする液糖で、飲料分野で広く利用されている。

今回の見通しでは、品目ごとに異なる動向が示され、消費構造の変化が明確となった。特に異性化糖の伸びと、含蜜糖や加糖調製品の減少は、食品需要や消費者嗜好の変化を反映していると考えられる。

農林水産省は今後も定期的に需給見通しを公表し、価格の安定や市場の透明性確保を図る方針だ。今回のデータは、砂糖関連産業における生産計画や販売戦略の検討において重要な指標となる。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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