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2026年4月24日

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2026年4月開始の試験運用で1,168万回利用実績の年金シミュレーターが進化、障害年金とiDeCo機能追加

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「公的年金シミュレーター」の機能改修に伴う試験運用を開始します(厚労省)

令和8年4月1日、厚生労働省は、スマートフォンやタブレットで年金額を簡単に試算できる「公的年金シミュレーター」について、大幅な機能改修を行い、同日から試験運用を開始したと発表した。今回の改修では、従来の老齢年金の試算機能に加え、新たに障害年金やiDeCoに関する試算機能が追加され、より幅広いライフプランに対応できる内容となっている。

このシミュレーターは、利用者が自身の将来の年金受給見込み額を簡易に把握できるツールとして提供されており、これまでに累計で1,168万回以上の試算が行われている。スマートフォンなどで「ねんきん定期便」の二次元コードを読み取ることで、IDやパスワードを入力することなく利用できる点が特徴となっている。

今回の改修により、現役世代における障害年金の受給見込み額を大まかに試算できる機能が追加された。障害の程度に応じて試算が可能となっており、必要に応じて相談窓口への案内も行われる設計となっている。また、iDeCoについても、積立額や将来の受取見込み額を試算できる機能が導入され、資産形成の視点から年金を考えるための支援が強化された。

さらに、老齢年金の試算機能も見直され、働き方や暮らし方の変化に応じた多様なケースを想定した試算が可能となった。将来の平均年収や退職年齢、年金受給開始年齢といった条件を変更することで、受給額がどのように変化するかを視覚的に確認できる仕組みが整えられている。グラフ表示と連動した操作により、直感的に結果を把握できる点も特徴といえる。

加えて、iDeCoの試算では、積立終了年齢や受取開始年齢、毎月の掛金額、運用利回りといった複数の要素を調整することで、将来の受給額の変化をリアルタイムで確認できる。これにより、利用者は自身の資産形成や老後設計について具体的なイメージを持つことが可能となる。

操作性の面では、入力や条件設定が簡単に行えるよう設計されており、短時間で試算を完了できる利便性が確保されている。また、個人情報は記録されず、画面を閉じるとデータが自動的に消去される仕組みが採用されており、安全性にも配慮されている。

今回の試験運用は、利用者の満足度向上を目的として実施されるもので、利用者からの意見を踏まえながらさらなる改善が図られる予定となっている。なお、本シミュレーターは簡易的な試算を目的としているため、実際の年金額とは一致しない場合があり、より正確な見込み額を確認する際には別途専用サービスの利用が推奨されている。

厚生労働省は、今回の機能強化を通じて、国民が自らの将来設計を主体的に考える環境を整備し、年金制度への理解促進を図るとしている。多様な働き方が広がる中で、個人がライフコースに応じた年金見通しを把握できるツールの重要性は今後さらに高まるとみられる。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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