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2026年6月9日

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2025年度毎月勤労統計、パート時給1,407円で3.7%増 8年連続上昇続く

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毎月勤労統計調査 2025(令和7)年度分結果確報 時間当たり給与(パートタイム労働者)(厚労省)

厚生労働省が公表した「毎月勤労統計調査 2025年度分結果確報」によりますと、事業所規模5人以上における2025年度のパートタイム労働者の時間当たり給与は1,407円となり、前年度比で3.7%上昇しました。時間当たり給与は、所定内給与を所定内労働時間で除して算出されており、パートタイム労働者の実質的な時給水準を示す重要な指標となっています。

2018年度の時間当たり給与は1,143円で、前年度比2.3%増でした。2019年度は1,175円となり、2.8%増へ拡大しています。その後、2020年度には1,221円となり、3.9%増となりました。最低賃金引き上げの影響や人手不足を背景に、時給水準が大きく上昇した状況がみられます。

2021年度は1,228円で、前年度比0.6%増となりました。伸び率は一時的に鈍化したものの、2022年度には1,248円で1.6%増へ回復しています。さらに2023年度は1,294円となり、3.5%増となりました。

2024年度には1,357円となり、前年度比4.3%増を記録しました。近年の中でも高い上昇率となっており、企業側の人材確保競争が時給引き上げにつながったとみられます。2025年度は1,407円となり、3.7%増となりました。パートタイム労働者の時間当たり給与は、8年連続で上昇を続けています。

2018年度と比較すると、2025年度の時間当たり給与は264円上昇しました。上昇率では約23%増となっており、パートタイム労働市場で賃金改善が進んできた状況が数字に表れています。

四半期ごとの推移をみますと、2025年4月から6月の時間当たり給与は1,380円で、前年度比4.1%増となりました。年度当初から高い伸び率を維持しており、賃上げの流れが継続しています。

2025年7月から9月は1,393円で、前年度比3.2%増となりました。4月から6月と比べると伸び率はやや縮小したものの、引き続き3%台の上昇を維持しています。

2025年10月から12月には1,417円となり、前年度比3.6%増でした。最低賃金改定後の影響も反映される時期となり、時間当たり給与はさらに上昇しています。

2026年1月から3月では1,442円となり、前年度比4.0%増となりました。2025年度内では最も高い水準となっており、年度後半にかけて時給上昇が続いていることが確認されました。

今回の確報では、パートタイム労働者の時間当たり給与が継続的に上昇している状況が明らかになりました。特に2023年度以降は3%を超える伸び率が続いており、人材確保を目的とした賃上げの動きが強まっています。

一方で、物価上昇の影響も続いているため、時給上昇が実質的な生活改善につながるかどうかは今後の焦点となりそうです。企業側では採用競争が激しさを増す中、給与水準だけでなく勤務環境や柔軟な働き方を含めた総合的な待遇改善が求められています。

パートタイム労働者は小売、飲食、サービス業など幅広い分野で重要な人材となっており、今回の結果は今後の採用戦略や人件費動向にも影響を与える可能性があります。最低賃金改定や労働市場の変化を背景に、時間当たり給与の推移は引き続き注目されそうです。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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