補助金・助成金, 労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 補助金・助成金, 労務・人事ニュース
  • 善通寺市が熱中症対策設備導入を支援 補助率2/3、上限100,000円で募集開始

2026年7月6日

補助金・助成金, 労務・人事ニュース

善通寺市が熱中症対策設備導入を支援 補助率2/3、上限100,000円で募集開始

広告

令和8年度善通寺市事業者熱中症対策支援補助金​

香川県善通寺市では、事業者による職場の熱中症対策を支援するため、「令和8年度善通寺市事業者熱中症対策支援補助金」の募集を実施します。近年、気温の上昇に伴い、屋外作業や高温環境下での業務における熱中症リスクが高まっています。こうした状況を受けて、2025年6月から労働安全衛生規則が改正され、事業者には熱中症のおそれがある労働者を早期に発見し、重症化を防止するための体制整備などが義務付けられました。

今回の補助制度は、法改正への対応を進める事業者の負担軽減を図り、安全で働きやすい職場環境づくりを後押しすることを目的としています。熱中症対策は従業員の健康確保に直結するだけでなく、人材確保や生産性の維持という観点からも重要性が増しています。善通寺市では、市内事業者が適切な対策を講じられるよう、設備導入費用の一部を支援します。

補助対象となるのは、一定の要件を満たす中小企業者や個人事業主です。法人の場合は、善通寺市内に本店所在地または主たる事業所を有し、法人市民税の納付実績があることが条件となります。ただし、新設法人などについては例外が設けられています。個人事業主については、善通寺市内に住民票を有していることが必要です。

また、対象事業者は、WBGT値28度以上または気温31度以上の環境下で、連続1時間以上または1日4時間を超えて実施が見込まれる作業を行っている必要があります。これは、労働安全衛生規則に基づく熱中症対策の対象となる作業環境を想定したものです。なお、労働安全衛生規則第606条に基づく措置を講じていない場合は補助対象外となるため、法令への適切な対応が前提となります。

そのほか、市税を滞納していないことや、香川県信用保証協会の保証対象となる業種であることも条件に含まれています。農林漁業も対象業種に含まれている点は特徴の1つです。また、暴力団などの反社会的勢力と関係を有していないことも要件として定められています。

募集は2回に分けて実施されます。1回目の募集期間は2026年6月15日から2026年6月26日までです。2回目は2026年7月6日から2026年7月17日までとなっています。いずれの募集期間においても、予算額や募集件数を超える申請があった場合には、抽選によって補助対象者が決定されます。

補助対象となる経費には、熱中症対策に有効な設備や機器の導入費用が含まれます。具体的には、ファン付き作業服や冷却機能作業服、ファン付きヘルメット、防暑タレなどの装備品が対象です。また、WBGT測定器や移動式スポットクーラー、業務用扇風機など、作業環境の改善に役立つ設備も補助対象として認められています。

一方で、補助対象外となる経費も定められています。自己が所有または占用する作業所において、労働安全衛生規則第606条に基づく措置に要する経費は対象外です。また、消費税および地方消費税相当額、振込手数料、通常の事業活動とみなされる経費なども補助対象には含まれません。公序良俗に反するものなど、補助事業として不適切と判断される経費についても対象外となります。

補助金額は、対象経費の2/3以内です。補助額の算定にあたり、1,000円未満の端数は切り捨てとなります。補助上限額は100,000円に設定されており、事業者は設備導入費用の一部について支援を受けることが可能です。熱中症対策に必要な機器の導入を検討している事業者にとっては、費用負担を軽減できる制度といえるでしょう。

申請はオンラインで受け付けられます。募集期間中に専用の申請フォームへアクセスし、必要事項を入力した上で申請を行います。なお、オンライン申請が困難な場合には、事前に相談することで対応が検討されることとなっています。

申請時には、直近の決算書の写しや、個人事業主の場合は確定申告書の写しが必要です。また、見積書やカタログなど、補助対象経費の概要が分かる資料の提出も求められます。さらに、労働安全衛生規則第612条の2に基づく連絡体制や対応手段を示した書類も必要となります。法令に基づく熱中症対策体制が整備されていることを示す資料の準備が重要です。

補助金の申請は、事業の実施前に行う必要があります。交付決定前に着手した事業は補助対象外となるため、設備購入などを予定している場合はスケジュールに注意が必要です。また、申請は抽選結果に関わらず、1事業者につき年度内1回限りとなっています。

抽選などにより選定された場合には、追加書類の提出と書類審査が行われます。その後、交付決定を受けた事業者は、対象となる物品の購入を実施し、事業完了後に実績報告書を提出します。完了検査を経て交付額が確定し、補助金が交付される流れです。適正な手続きを進めるためにも、制度内容を十分に理解しておくことが重要です。

熱中症は、重症化すると生命に関わる危険性もあることから、事業者による予防対策の重要性は年々高まっています。特に建設業や運輸業、農業など、高温環境下での作業が避けられない業種では、従業員の安全確保が重要な経営課題となっています。今回の補助制度は、法令への対応を進めながら、働く人々の健康を守るための環境整備を支援する取り組みとして注目されます。

善通寺市内で事業を営む中小企業者や個人事業主にとって、熱中症対策設備の導入は職場環境の改善だけでなく、人材確保や定着にもつながる可能性があります。対象要件や募集期間を確認し、必要な準備を進めながら制度の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

補助金や助成金は年度ごとに募集内容が見直される場合があります。申請を検討している方は、最新の情報や受付状況について、募集のウェブページや実施機関に確認することを推奨いたします。また、募集が終了している場合もあるため実施機関にご確認ください。

⇒ 詳しくは善通寺市のWEBサイトへ

広告
パコラ通販ライフ
パコラ通販ライフ
PR記事作成サービス受付フォーム