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2026年7月5日

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2026年3月の病床利用率は77.1%、一般病床は73.6%で前月を上回った最新データを公表

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病院報告(令和8(2026)年3月分概数)(厚労省)

厚生労働省は2026年6月9日、「病院報告(令和8年3月分概数)」を公表しました。今回の報告では、全国の病院や診療所における在院患者数や外来患者数、病床利用率、平均在院日数などの最新状況が示され、医療提供体制の現状を把握するための基礎資料として注目されています。

2026年3月の病院の1日平均在院患者数は1,140,076人となりました。前月の1,163,667人と比較すると23,591人減少しており、2026年1月の1,140,768人とほぼ同じ水準となっています。季節的な要因などにより変動はあるものの、入院患者数は一定の規模で推移している状況がうかがえます。

病床の種類別では、精神病床の1日平均在院患者数は251,975人となり、前月から929人減少しました。感染症病床は171人で33人減少し、結核病床は797人で13人減少しています。療養病床は227,371人で前月より1,393人減少し、一般病床も659,762人となり21,222人減少しました。

一方で、病院の1日平均外来患者数は1,200,063人となり、前月の1,176,623人から23,440人増加しました。2026年1月の1,124,734人と比べると75,329人増えており、外来診療の利用は年明け以降、増加傾向にあることが読み取れます。

診療所の療養病床における1日平均在院患者数は1,329人でした。前月の1,347人から18人減少したものの、2026年1月の1,317人と比較すると12人増加しています。地域医療を担う診療所の療養病床についても、継続した利用が確認される結果となりました。

2026年3月末時点の病院全体の病床利用率は77.1%でした。前月の77.0%から0.1ポイント上昇した一方で、2026年1月の77.9%と比較すると0.8ポイント低下しています。ここ数か月は77%前後で推移しており、大きな変動は見られませんでした。

病床別の病床利用率を見ると、精神病床は80.4%で前月から0.5ポイント低下しました。感染症病床は8.0%となり、前月より1.0ポイント低下しています。結核病床は23.5%で0.8ポイント低下しました。一方、療養病床は85.7%で0.5ポイント上昇し、一般病床も73.6%となり0.5ポイント上昇しています。

診療所の療養病床利用率は39.3%となりました。前月の40.3%から1.0ポイント低下しています。病床の種類や医療機関の役割によって利用状況に違いが見られ、それぞれの機能に応じた運用が行われている実態が浮かび上がっています。

平均在院日数については、病院全体で24.9日となりました。前月の25.3日から0.4日短縮し、2026年1月の26.1日と比較すると1.2日短くなっています。入院期間の推移は医療提供の効率性や患者の療養状況を把握するうえで重要な指標の一つです。

病床別では、精神病床の平均在院日数が238.4日となり、前月から6.3日短縮しました。感染症病床は10.5日で0.6日延びています。結核病床は59.1日となり、前月から5.2日延長しました。療養病床は111.6日で0.2日短縮し、一般病床は15.4日となって0.3日短くなっています。

また、診療所の療養病床における平均在院日数は94.1日でした。前月の99.6日から5.5日短縮し、2026年1月の102.4日と比較すると8.3日短くなっています。診療所においても、入院期間の変化が見られる結果となりました。

今回公表された統計では、病院の在院患者数が減少した一方で、外来患者数は増加する動きが確認されました。また、病床利用率や平均在院日数についても病床の種類によって異なる傾向が見られています。こうしたデータは、医療現場の実態を客観的に把握し、今後の医療提供体制を検討するうえで重要な役割を果たします。

高齢化の進展や医療ニーズの多様化が進むなか、医療機関の利用状況を示す統計は、地域医療の現状や課題を理解するための基礎資料として活用されています。今後も継続的な動向の把握が、安定した医療提供体制の維持につながることが期待されます。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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