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2026年7月12日

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2025年度の障害者求職申込件数は278,136件で過去最高更新、就職件数は115,178件となった最新状況

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令和7年度 ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などを公表します(厚労省)

2026年6月19日、障害者の就職支援に関する2025年度の職業紹介状況が公表されました。公表された内容によると、求職活動を行う障害者の数は引き続き増加しており、新規求職申込件数は過去最高だった前年度を上回る結果となりました。一方で、就職件数はわずかに減少し、就職率も前年を下回る結果となっています。

2025年度の新規求職申込件数は278,136件となり、前年度と比べて3.7%増加しました。障害のある人の就労意欲が高まっている状況が数字にも表れており、求職活動を行う人の数は過去最高水準に達しています。雇用を希望する人が増加する中で、就労機会の確保や職場環境の整備がこれまで以上に重要になっています。

一方で、就職件数は115,178件となり、前年度より431件減少しました。減少率は0.4%と小幅ではあるものの、求職者数が増加する中で就職件数が前年を下回ったことから、就職率にも影響が及んでいます。

就職率は41.4%となり、前年度から1.7ポイント低下しました。就職率は新規求職申込件数に対する就職件数の割合を示す指標であり、求職者の増加に対して就職件数が伸びなかったことが数字に反映されています。

障害種別ごとの状況をみると、身体障害者の就職件数は21,463件となりました。前年度と比べて1,241件減少し、減少率は5.5%となっています。就職率は36.3%で、前年度から1.4ポイント低下しました。

知的障害者の就職件数は22,215件となり、前年度比で234件減少しました。減少率は1.0%となっています。一方で、就職率は56.5%となり、前年度から0.9ポイント上昇しました。障害種別の中では最も高い就職率となっています。

精神障害者の就職件数は66,580件となり、前年度より1,062件増加しました。増加率は1.6%となっており、障害種別の中で唯一、就職件数が増加しています。ただし、就職率は40.3%となり、前年度から2.5ポイント低下しました。求職者数の増加が就職件数の伸びを上回ったことが背景にあるとみられます。

身体障害者、知的障害者、精神障害者以外に分類される障害者の就職件数は4,920件でした。前年度より18件減少し、減少率は0.4%となっています。就職率は34.1%で、前年度から0.6ポイント低下しました。この区分には障害者手帳を所持しない発達障害者や難病患者、高次脳機能障害者などが含まれています。

今回の結果では、新規求職申込件数が増加したにもかかわらず、就職件数がわずかに減少しました。その要因として、前年度に引き続き求職者数が増加した一方で、就労継続支援A型事業所への就職件数が前年度より減少したことなどが影響したとされています。

また、雇用環境を把握するうえで重要な指標となる解雇者数についても公表されました。2025年度に届け出があった障害者の解雇者数は3,692人となり、前年度の9,312人から大幅に減少しています。前年度は解雇者数が大きく増加していましたが、2025年度はその反動もあり減少に転じました。

今回の結果からは、障害者の求職活動が活発化している一方で、就職件数の伸びが追いついていない状況が見えてきます。新規求職申込件数が278,136件と過去最高を更新したことは、働くことを希望する人が増えていることを示していますが、就職率は41.4%にとどまり、前年を下回りました。

障害者雇用は多様な人材の活躍を支える重要な取り組みの1つです。企業にとっては人材確保の選択肢を広げるだけでなく、多様な働き方を実現するための環境整備が求められています。今回公表されたデータは、障害者雇用を取り巻く現状を示す指標として、今後の採用活動や職場づくりを考えるうえで重要な資料となりそうです。

求職者数が過去最高を更新する一方で、就職件数は115,178件、就職率は41.4%という結果になりました。今後は求職者の増加に対応した雇用機会の確保や就労支援の充実が引き続き注目されることになりそうです。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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