2026年8月26日
労務・人事ニュース
2026年10月実施の全国労働衛生週間、スローガン「健康職場」を決定
令和8年度「全国労働衛生週間」を10月に実施(厚労省)
2026年7月31日、2026年度「全国労働衛生週間」の実施が発表されました。本週間は10月1日(木)から10月7日(水)まで行われ、働く人の健康管理や職場環境の改善に向けた取り組みを全国で進めます。
今回の全国労働衛生週間のスローガンは「ひとりひとりが貴重な人材 心も体も健やかに みんな生き生き健康職場」に決定しました。一般公募で寄せられた131作品の中から選ばれたもので、心身ともに健康で働き続けられる職場づくりを表現しています。
全国労働衛生週間は、労働衛生に関する国民の意識を高め、職場での自主的な活動を促すことを目的として実施されています。労働者の健康確保や職場環境の改善に向けた取り組みを進めるため、1950年から毎年行われています。
2026年度で全国労働衛生週間は77回目を迎えます。毎年9月1日から9月30日までを準備期間とし、10月1日から10月7日までを本週間として、各職場でさまざまな活動が展開されます。
準備期間や本週間では、職場巡視やスローガンの掲示、労働衛生に関する講習会や見学会の開催などが行われます。職場ごとに労働衛生への理解を深め、健康管理や安全な環境づくりにつなげる取り組みが進められます。
労働衛生分野では、高年齢労働者を含む労働者の健康管理への対応が重要な課題となっています。今回の取り組みでも、働く人が健康を維持しながら就業を続けられる環境づくりを進める考えが示されています。
また、長時間労働による健康障害の防止や、過労死などを防ぐための対策についても取り組みが進められます。働く時間による健康への影響を考慮し、職場での健康管理を推進することが求められています。
メンタルヘルス対策についても、全国労働衛生週間の重要な取り組みの1つとなっています。心の健康を含めた総合的な健康管理を進め、労働者が安心して働ける職場環境の整備を目指します。
さらに、病気を抱えた労働者が治療と仕事を両立できるよう支援する仕組みの整備も進められます。健康上の事情がある労働者が働き続けられる環境づくりに向けた対応が求められています。
化学物質対策では、関係法令に基づく取り組みの徹底が進められます。特定化学物質や石綿などによる健康障害を防ぐため、各事業場での適切な管理が重要になります。
各事業場では、化学物質などに関するリスクアセスメントを実施し、その結果に基づいたリスク低減対策を進めることが求められています。職場における危険や健康への影響を把握し、必要な対策を行うことが目的です。
今回決定されたスローガンは、働く人1人ひとりが重要な存在であることを踏まえ、心と体の健康を保ちながら生き生きと働ける職場を目指す考えを表しています。
全国労働衛生週間を通じて、労働者自身だけでなく、職場全体で健康管理や環境改善について考える機会が提供されます。各職場での自主的な活動を通じて、労働衛生への意識向上が期待されています。
2026年度の全国労働衛生週間は、9月の準備期間を経て10月1日から10月7日まで実施されます。健康で働き続けられる職場づくりに向け、全国の職場で関連する取り組みが行われる予定です。
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


