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2025年11月30日

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【令和7年度調査 第2回】エシカル消費の認知度27.1%、若年層での浸透進む

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「令和7年度消費生活意識調査(第2回)」の結果について(消費者庁)

この記事の概要

消費者庁は2025年11月6日、「令和7年度消費生活意識調査(第2回)」の結果を公表した。今回の調査テーマは「エシカル消費(倫理的消費)」であり、全国の15歳以上の男女5,000人を対象に実施された。調査の結果、「エシカル消費」の認知度は27.1%で昨年度とほぼ同水準となり、特に10代の認知度が最も高かった。一方で、実際にエシカル消費を実践している人の割合は26.1%と前年から減少した。


今回の調査は、消費者の「エシカル消費」に対する理解や行動実態を把握することを目的に実施された。エシカル消費とは、環境や社会に配慮した商品やサービスを選択・利用する消費行動を指すもので、持続可能な社会の実現に向けた重要な概念として注目されている。

まず、「エシカル消費」という言葉の認知度については、27.1%の人が「知っている」と回答し、前年(27.4%)からほぼ横ばいで推移した。年代別では10代の認知度が最も高く、若年層においては学校教育などを通じた意識浸透が進んでいることがうかがえる。一方で、50代や60代の認知度は相対的に低く、世代間で理解の差が存在することが明らかになった。

次に、「エシカル消費」の情報源については、「新聞記事、テレビ・ラジオ番組(CMを除く)」を挙げた人が最も多く33.3%となった。年代別では、10代の45.6%が「学校での学習」を情報源としており、教育現場での取り組みが若年層の理解向上に寄与していることが示された。60代以上では「新聞・テレビ」が主要な情報源であり、世代ごとに情報入手手段の傾向が異なる点も特徴的である。

「エシカル消費」をどの程度実践しているかを尋ねたところ、「よく実践している」「時々実践している」と回答した人の割合は26.1%で、昨年度(36.1%)から約10ポイント減少した。特に20代から40代の実践率が低下傾向にあり、生活コストの上昇や消費行動の優先順位の変化が影響している可能性がある。一方、60代以上では比較的高い実践率が維持されており、環境意識の高まりや時間的余裕が行動に反映されていると考えられる。

実践している人にその理由を尋ねたところ、「同じようなものを買うなら環境や社会に貢献できるものを選びたい」が57.5%で最も多く、次いで「節約につながる」(50.9%)、「地域の活性化につなげたい」(36.6%)が続いた。若年層では「ストーリー性に共感する」(10代で15.5%)、「環境に貢献した満足感が得られる」といった心理的動機が強く、エシカル消費を「自己表現の一部」として捉える傾向が見られた。

一方、「エシカル消費を実践していない理由」としては、「どれがエシカル消費につながる商品・サービスかわからない」(24.9%)が最多で、「経済的余裕がない」(20.9%)、「参加方法が分からない」(16.3%)が続いた。特に10代・20代では「参加方法が分からない」割合が高く、情報不足や教育的支援の必要性が示唆されている。また、70代以上では「どれが該当するか分からない」が39.3%と最も高く、情報伝達のあり方にも課題が残る。

さらに、「エシカル消費を実践したいと思う条件」としては、「同種の商品・サービスと価格が同程度であったら」(40.6%)が最多で、「品質・機能が良かったら」(35.3%)、「節約につながることが分かったら」(32.1%)と続いた。特に70代以上では「価格が同程度」(51.9%)、「品質・機能が良い」(51.0%)の回答割合が高く、コストパフォーマンスへの意識が強い傾向が見られる。一方で、若年層では「デザイン性」や「身近な店舗で購入できること」が条件として挙げられ、ライフスタイルや価値観に応じたアプローチが求められている。

この結果から、エシカル消費の普及には「情報へのアクセス改善」「コスト面での支援」「共感を生むストーリーテリング」の3点が重要であることが読み取れる。消費者庁は今後も、エシカル消費の啓発を進めるとともに、自治体や教育機関、企業との連携を強化していく方針である。

この記事の要点

  • 消費者庁が令和7年度第2回消費生活意識調査を公表
  • テーマは「エシカル消費」、全国15歳以上の男女5,000人を対象に実施
  • 「エシカル消費」の認知度は27.1%で前年とほぼ同水準
  • 実践率は26.1%で前年の36.1%から大幅減少
  • 主な実践理由は「環境・社会への貢献」(57.5%)、「節約」(50.9%)
  • 実践しない理由は「どれが該当するか分からない」(24.9%)が最多
  • 実践の条件として「価格が同程度なら」(40.6%)が最も多い
  • 10代は「学校での学習」から情報を得る割合が45.6%と最も高い

エシカル消費とは?知ると納得!

エシカル消費とは、簡単に言うと「人や社会、環境にやさしい買い物をすること」です。単に「安いから」「便利だから」という理由で商品を選ぶのではなく、その商品がどのように作られ、誰が関わり、どんな影響を与えているかを考えて選ぶ消費行動のことを指します。

たとえば、児童労働をなくすためにフェアトレード認証の商品を選ぶ、環境に配慮してリサイクル素材で作られた製品を買う、地元の農産物やエネルギーを使うことで地域を応援する、といった行動もすべてエシカル消費の一つです。

「エシカル(Ethical)」とは英語で「倫理的な」「道徳的な」という意味があります。つまりエシカル消費は、買い物を通じて「良心的な選択」をすることです。どのような企業が作ったのか、製造過程で環境破壊や人権侵害が起きていないか、動物実験などの倫理的な問題がないかといった点に目を向けることが大切です。

また、エシカル消費は「特別なこと」ではありません。例えば、必要のないものを買わない、省エネ家電を使う、詰め替え商品を選ぶ、地域で生産された野菜を買う、寄付つきの商品を選ぶなど、日常生活の中で誰でも簡単に始められる取り組みです。

最近では、企業や自治体でもエシカル消費を推進する動きが広がっており、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも深く関わっています。つまり、エシカル消費は「未来の社会をより良くするための買い物の仕方」といえるのです。

一人ひとりの消費行動が社会や環境に影響を与える時代だからこそ、エシカル消費を意識して選ぶことが、これからの暮らしをより豊かで持続的なものにしていく第一歩になります。

⇒ 詳しくは消費者庁のWEBサイトへ

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